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【F1】角田裕毅が語る、レッドブルのローソン起用に対する率直な気持ち「頭のなかで準備ができていたのかも」 来季に向けては「興味深い選択肢があるはず」

THE DIGEST編集部

2025.02.20

レッドブルのローソン起用についてコメントした角田。(C)Getty Images

 F1レーシングブルズの角田裕毅が現地2月18日、ロンドンで行なわれた全チーム合同発表イベント『F175 Live』を前に取材に対応。レッドブルが自身ではなく、チームメイトだったリアム・ローソンを起用した判断について、率直な気持ちを語った。

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 F1公式サイトは同日、角田のコメントを紹介。レッドブルがセルジオ・ペレスの後任としてローソンを起用することについて、「正直なところ、昨年のことは頭のなかから消えてしまったよ。実際にはそれほど怒ったり失望したりしなかった。多分、どこかの時点で頭のなかで準備ができていたのかもしれない」と深刻なダメージは無かったと回顧。現在のモチベーションについて、以下のように続けた。

「結局のところ、レーシングブルズにいても、VCARBにいても、レッドブルにいても、やるべきことは同じだ。自分がやっていることを貫くしかない。レッドブルがリアムを選んだ理由が分かる。それが現実だし、自分ではコントロールできないことがある。自分に集中して、もっと自分を証明できるように頑張るよ」

 角田は今季、ジュニアチームとしては異例の5シーズン目を迎える。角田をサポートするホンダとレッドブルの関係が今季で終了するため、来季以降のシートは不透明なまま。それでも角田の気持ちに変化は無いようだ。「もちろん、このレッドブル・ファミリーに残りたい。もしそれがレッドブル・レーシングなら素晴らしいことだし、そうでなくても、チームの一員でありたいと思っている」とあくまでレッドブルグループ残留を望む。

 そして、「ここにいる人々とのつながりを感じている。それはドライバーとして非常に重要なこと。たくさんのサポートを感じているし、それは僕にとって大きな意味がある。何が起こっても、興味深い選択肢があるはずだ」と4年間で培ったチームとの関係性が今季のパフォーマンス、さらには今後のキャリアに好影響を与えることを示唆。今後のキャリアを左右するシーズンを前に意気込みを見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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