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マラソン・駅伝

「あまりにも早すぎるお別れ」青学大駅伝チームの原監督が皆渡さんを追悼「必ずこのような学生がいた事を後世に伝え続けていく」

THE DIGEST編集部

2025.02.21

皆渡さんとの別れにコメントを寄せた原監督。写真:滝川敏之

皆渡さんとの別れにコメントを寄せた原監督。写真:滝川敏之

 青山学院大学陸上競技部は2月21日、駅伝チームの皆渡星七さん(3年)が死去したと部の公式サイトで発表した。皆渡さんは昨年11月に悪性リンパ腫と診断されたことを今年1月に公表していた。

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 公式サイトには以下のようなコメントが掲載された。

「この度、昨年度の箱根駅伝や今年度の全日本大学駅伝のエントリーメンバーとして共に戦ってきた皆渡星七が永眠致しました。彼は私達にとって欠かせない存在であり、その活躍と情熱に心からの感謝と敬意を表します。突然の別れに、深い悲しみと喪失感を抱いておりますが、彼が残してくれた思い出を胸に、これからも前進してまいります。最後まで病魔と戦った彼の旅立ちを、温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。
改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
青山学院大学陸上競技部チーム一同」

 また、原晋監督も自身のXで「あまりにも仲間の早すぎるお別れ。星七の明るい前向きな姿勢と努力はチームの宝物です。君と出会えて本当に良かったです。私は必ずかつてこのような学生がいた事を後世に伝え続けていく事を約束します。改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを投稿した。

 皆渡さんは昨年度の箱根駅伝で登録メンバー入りし、チームの総合優勝に貢献。1月の悪性リンパ腫公表の際には「がんになっても箱根を目指したい」と復帰に向け治療していたことも明かしていた。

構成●THE DIGEST編集部

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