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マラソン・駅伝

東京の切符をかけた世界陸上の男子マラソン代表争いが混沌。選考を巡る“残り1枠”の行方【東京マラソン】

THE DIGEST編集部

2025.03.03

東京マラソンで日本人最上位は市山だった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

東京マラソンで日本人最上位は市山だった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 34年ぶりに東京で開催される世界陸上の男子マラソン日本代表選考レースである東京マラソンが2日に終了した。最後の選考レースとなった男子は市山翼(サンベルクス)が日本勢最高となる2時間6分0秒をマークし、10位に入った。
【画像】3万7千人を超えるランナーが東京の街を疾走!東京マラソン2025

 世界陸上2025の男子マラソン日本代表の代表枠は3つ。代表選考は23年4月~25年3月で3大会以上に出場し、そのうち2大会の記録と順位を基に日本陸連が算出したポイントで1位となったうえで、23年11月5日~25年5月4日の期間内に参加標準記録(2時間6分30秒)を突破するか、世界ランクで資格を得れば内定となる。次に日本新記録(現在は2時間4分56秒)を樹立し、東京マラソン終了時点で日本記録保持者の場合も代表入り。その他の代表は、指定の選考競技会での標準突破者から総合的に判断される。

 ゆえに、2日の東京マラソンの結果を受け、昨夏のパリ五輪代表である小山直城(ホンダ)が決定。昨年12月の福岡国際マラソンを日本歴代3位の2時間5分16秒で制した吉田祐也(GMOインターネットグループ)の選出も濃厚になった。

 残る1枠は2月24日の大阪マラソンで初マラソン日本最高記録の2時間5分39秒をマークした近藤亮太(三菱重工)、同大会で日本歴代7位の2時間5分58秒をマークした細谷恭平(黒崎播磨)らが有力候補。もちろん、東京で好タイムを残した市山も代表入りの可能性がある。
 
 日本陸連強化委員会の高岡寿成シニアディレクター(SD)は2日の東京マラソン終了後、総括会見に登壇。「日本記録更新を期待していたが、コンディションを含めて厳しい結果になった」と厳しい表情で振り返った。同SDは今月26日の日本陸連理事会で決定する見通しだと明かし、「2時間6分30秒を切った選手が11人いる。横並びにして選考会議で検討していきたい」と話した。

 東京への切符をかけた激しい選考レースは終了した。日本代表入りを掴み取るのは、はたして誰になるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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