新日本プロレスは53回目の『旗揚げ記念日』を今年も旗揚げの地である大田区総合体育館(当時は大田区体育館)で6日に開催した。
【画像】新日本の歴史を作ってきたレジェンドレスラーたちが集結
メインイベントでは、2.11大阪府立体育会館第1競技場大会で、ザック・セイバーJr.から悲願のIWGP初戴冠を果たした後藤洋央紀が、来年1月4日に引退を表明している棚橋弘至を逆指名。二人はガラガラの2007年11.11東京・両国国技館大会で後藤が当時王者の棚橋に挑戦するも、テキサスクローバーホールドの前にギブアップ負けしたのが印象的だ。その後も後藤の挑戦は続くが棚橋の壁は厚かった。そんな棚橋を初めて挑戦者に迎え討つ今回の一戦となった。
引退を決めた棚橋は「全所属選手とのシングル対決」とともに「最後までIWGPは諦めない」とも話しており、この試合は最後のIWGPを巻くには大チャンスだった。今年に入ってからコンディションが上向いている棚橋は、後藤相手に猛攻を見せるも、ハイフライフローを返すと、昇天・改からのGTRで3カウント。後藤が初防衛に成功している。観客からは棚橋にも大きな拍手が贈られていたが、後藤のテーマ曲に合わせてコールが飛ぶなど、新世代に勝る声援が贈られていたのは特筆すべき点かもしれない。
しかも、試合後には後藤が次期挑戦者に永田裕志を指名。永田は「後藤、素晴らしい試合だったよ。だからこそ挑戦しがいがあるもんだよ! やるぞ!」と大歓声&大拍手の中、後藤とガッチリ握手を交わしている。試合後は棚橋の呼びかけで本隊とCHAOSが大同団結。これからはこの大軍団を後藤が引っ張っていく。
バックステージで後藤は「社長から託されました。新日本プロレス54年目を、この後藤洋央紀が選手一致団結して、この新日本プロレスを俺が盛り上げていきます。今日、棚橋さんに勝てたことで、胸を張ってIWGP世界ヘビー級チャンピオンだと言えると思います。次、永田さん、最年長のキャリアで勇気のあることだと思います。俺的にはいつでもいい。このベルトを懸けてやりましょう。ただ、俺はまだまだ負けられないから。後藤革命はまだまだ終わらないから。ありがとうございました」と時計は逆戻りすることになるが、そんなことは関係なく、自分が信じた道を歩み出すことで、後藤革命を進めていくという。
これを見て新世代の選手がどのように感じるのか。今後の展開にも注目だ。
◆新日本プロレス◆
『旗揚げ記念日』
2025年3月6日
東京・大田区総合体育館
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○後藤洋央紀(20分16秒 片エビ固め)棚橋弘至●<挑戦者>
※GTR
※第12代王者が初防衛に成功
文⚫︎どら増田
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引退を決めた棚橋は「全所属選手とのシングル対決」とともに「最後までIWGPは諦めない」とも話しており、この試合は最後のIWGPを巻くには大チャンスだった。今年に入ってからコンディションが上向いている棚橋は、後藤相手に猛攻を見せるも、ハイフライフローを返すと、昇天・改からのGTRで3カウント。後藤が初防衛に成功している。観客からは棚橋にも大きな拍手が贈られていたが、後藤のテーマ曲に合わせてコールが飛ぶなど、新世代に勝る声援が贈られていたのは特筆すべき点かもしれない。
しかも、試合後には後藤が次期挑戦者に永田裕志を指名。永田は「後藤、素晴らしい試合だったよ。だからこそ挑戦しがいがあるもんだよ! やるぞ!」と大歓声&大拍手の中、後藤とガッチリ握手を交わしている。試合後は棚橋の呼びかけで本隊とCHAOSが大同団結。これからはこの大軍団を後藤が引っ張っていく。
バックステージで後藤は「社長から託されました。新日本プロレス54年目を、この後藤洋央紀が選手一致団結して、この新日本プロレスを俺が盛り上げていきます。今日、棚橋さんに勝てたことで、胸を張ってIWGP世界ヘビー級チャンピオンだと言えると思います。次、永田さん、最年長のキャリアで勇気のあることだと思います。俺的にはいつでもいい。このベルトを懸けてやりましょう。ただ、俺はまだまだ負けられないから。後藤革命はまだまだ終わらないから。ありがとうございました」と時計は逆戻りすることになるが、そんなことは関係なく、自分が信じた道を歩み出すことで、後藤革命を進めていくという。
これを見て新世代の選手がどのように感じるのか。今後の展開にも注目だ。
◆新日本プロレス◆
『旗揚げ記念日』
2025年3月6日
東京・大田区総合体育館
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○後藤洋央紀(20分16秒 片エビ固め)棚橋弘至●<挑戦者>
※GTR
※第12代王者が初防衛に成功
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