実業団と大学生が日本一をかけて争う史上初の駅伝「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN(エキスポ駅伝)」(吹田市・万博記念公園スタート~大阪市・夢洲周辺フィニッシュ=7区間54・5キロ)が16日に行なわれた。トヨタ自動車は1区から首位を譲らず、2時間32分48秒で完全優勝を果たした。
【画像】史上初の実業団vs大学生対決!1区からトップを譲らずトヨタ自動車が完全優勝!|ACN EXPO EKIDEN 2025
トヨタ自動車は1区から順に吉居大和、野村優作、太田智樹、サムエル・キバティ、湯浅仁、田中秀幸、内田隼太を起用。そのうち4人が区間賞を獲得し、ハーフマラソン日本記録保持者の太田がMVPに輝くなど、他を寄せ付けない強さをみせつけた。
大会前日、青山学院大の原晋監督が実業団チームのオーダーに言及し、「そこまでして勝ちたいかという話になってくる」と外国人選手の起用を疑問視。そんな声が届いたトヨタ自動車の熊本剛監督は、ケニア出身のキバティを4区に投入した理由をこう語った。
「万博というイベントの、盛り上げの一環としての駅伝。万博というのは、国際親善だったり、いろんな文化が交流する場だと思っている。そういう意味では、ケニアというのは、長距離のなかで世界トップの国のひとつだと思っている。そういうケニア人選手の走りを沿道の方に見ていただくのもひとつかなと思う」
東京マラソンと大阪マラソンに計7人の選手が出場。4月の日本選手権に向けて、現在合宿に参加するランナーもいる。熊本監督は「そういったなかで、やはり人数ギリギリっていうところもあったので、(キバティを)起用した」とも説明した。
さらに、熊本監督は「実業団として優勝を目指してプライドを持って走ろうということで1位になれて嬉しく思う」と今大会を振り返り、「大学生も非常に力をつけてきており、『実業団に勝ってやろう』と気概を持った走りを目の当たりにした。今後とも切磋琢磨しながら陸上界を盛り上げていきたい」と意気込みを示した。
取材・文●大田更紗(THE DIGEST編集部)
【画像】駅伝史上初!実業団vs大学生のガチンコ勝負に向け思いを語る監督たち!!|ACN EXPO EKIDEN2025
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トヨタ自動車は1区から順に吉居大和、野村優作、太田智樹、サムエル・キバティ、湯浅仁、田中秀幸、内田隼太を起用。そのうち4人が区間賞を獲得し、ハーフマラソン日本記録保持者の太田がMVPに輝くなど、他を寄せ付けない強さをみせつけた。
大会前日、青山学院大の原晋監督が実業団チームのオーダーに言及し、「そこまでして勝ちたいかという話になってくる」と外国人選手の起用を疑問視。そんな声が届いたトヨタ自動車の熊本剛監督は、ケニア出身のキバティを4区に投入した理由をこう語った。
「万博というイベントの、盛り上げの一環としての駅伝。万博というのは、国際親善だったり、いろんな文化が交流する場だと思っている。そういう意味では、ケニアというのは、長距離のなかで世界トップの国のひとつだと思っている。そういうケニア人選手の走りを沿道の方に見ていただくのもひとつかなと思う」
東京マラソンと大阪マラソンに計7人の選手が出場。4月の日本選手権に向けて、現在合宿に参加するランナーもいる。熊本監督は「そういったなかで、やはり人数ギリギリっていうところもあったので、(キバティを)起用した」とも説明した。
さらに、熊本監督は「実業団として優勝を目指してプライドを持って走ろうということで1位になれて嬉しく思う」と今大会を振り返り、「大学生も非常に力をつけてきており、『実業団に勝ってやろう』と気概を持った走りを目の当たりにした。今後とも切磋琢磨しながら陸上界を盛り上げていきたい」と意気込みを示した。
取材・文●大田更紗(THE DIGEST編集部)
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