F1開幕戦オーストラリアGP決勝が3月16日に開催され、今季からレッドブルの正ドライバーとなったリアム・ローソンはクラッシュを喫しリタイヤした。悔しいデビュー戦となったローソンだったが、同チームのクリスチャン・ホーナー代表はこのクラッシュを擁護した。
【動画】角田裕毅が一時5番手に浮上したシーン フリー走行からマシントラブルに見舞われ、予選ではQ1でミスを犯し18番手グリッドとなったローソン。決勝直前にはリアウイングなどの交換を行なったためピットレーンスタートとなった。
ウェットコンディションで迎えた決勝レースではフォーメーションラップでルーキーのアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がスピンしリタイヤ。レーススタート後も1周目でジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)がクラッシュ、昨季のオーストラリアGPウィナーのカルロス・サインツ(ウイリアムズ)もセーフティカー先導中にスピンし姿を消した。
入賞へ向け順位を上げたいローソンだったが中団勢をなかなかオーバーテイクできず。44周目にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がスピンしコースアウトした局面では雨用タイヤに替えるドライバーもいたが、ローソンはドライタイヤでのステイアウトを選択した。
しかし雨量はさらに強まり、ステイアウト組も各車ピットインを余儀なくされるなか、47周目にローソンもついにクラッシュ。レッドブルでのデビュー戦をリタイヤという形で終えた。
専門メディア『GPblog』によると、ホーナー代表はローソンをステイアウトさせ続けた判断について「オーバーテイクが難しいコースで、ポイント圏外だったから、リスクを冒して長く走らせた。ギャンブルして、もしかしたら上手くいくかもしれないと考えたんだ」と回答。クラッシュについては「ちょうど雨が強くなってきたところだった。最後のスピンを責めるのは難しい」とローソンのミスではないと説明した。
また、今後についてポジティブな収穫もあったといい、「ドライタイヤでのベストタイムは1分22秒9でマックスの1分23秒0より速く、ランド(・ノリス/マクラーレン)の1分22秒1に次いで2番目に速かった。ドライでのペースがそれほど悪くなかったということだと思う」と振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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ウェットコンディションで迎えた決勝レースではフォーメーションラップでルーキーのアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がスピンしリタイヤ。レーススタート後も1周目でジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)がクラッシュ、昨季のオーストラリアGPウィナーのカルロス・サインツ(ウイリアムズ)もセーフティカー先導中にスピンし姿を消した。
入賞へ向け順位を上げたいローソンだったが中団勢をなかなかオーバーテイクできず。44周目にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がスピンしコースアウトした局面では雨用タイヤに替えるドライバーもいたが、ローソンはドライタイヤでのステイアウトを選択した。
しかし雨量はさらに強まり、ステイアウト組も各車ピットインを余儀なくされるなか、47周目にローソンもついにクラッシュ。レッドブルでのデビュー戦をリタイヤという形で終えた。
専門メディア『GPblog』によると、ホーナー代表はローソンをステイアウトさせ続けた判断について「オーバーテイクが難しいコースで、ポイント圏外だったから、リスクを冒して長く走らせた。ギャンブルして、もしかしたら上手くいくかもしれないと考えたんだ」と回答。クラッシュについては「ちょうど雨が強くなってきたところだった。最後のスピンを責めるのは難しい」とローソンのミスではないと説明した。
また、今後についてポジティブな収穫もあったといい、「ドライタイヤでのベストタイムは1分22秒9でマックスの1分23秒0より速く、ランド(・ノリス/マクラーレン)の1分22秒1に次いで2番目に速かった。ドライでのペースがそれほど悪くなかったということだと思う」と振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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