F1マクラーレンのザック・ブラウンCEOは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが今季末にチームを去り、メルセデスに移籍すると予想した。

【画像】歴代の名車がずらり！！F１世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介！ 　先日オスカー・ピアストリと2026年以降の複数年契約延長を発表し、今後数年間をランド・ノリスーピアストリのドライバー体制で挑むこととなったマクラーレン。レッドブルからの離脱が噂されている絶対王者フェルスタッペン獲得の可能性を絶ったことについて英紙『The Telegraph』に尋ねられたブラウンCEOは以下のように答えた。

「ああ、彼（フェルスタッペン）は今季末に去ると思う。おそらく（移籍先は）メルセデスだろう。エイドリアン・ニューウェイが加入するアストンマーティンの話もあるが、チームには文化が必要で（その醸成には）時間がかかる」

「私が賭けるとすれば、メルセデスだ。過去10年間で７、８回チャンピオンシップを獲得しており、昨季は５勝していて安定性がある。トト（・ウォルフCEO兼チーム代表／メルセデス）がフェルスタッペンを気に入っていて、来季の新規定においてはパワーユニットの面でメルセデスが最も優れていると関係者全員が感じている」

　さらに、ブラウンCEOはメルセデスの両ドライバー（ジョージ・ラッセル、キミ・アントネッリ）が今季で契約が切れることも、フェルスタッペンのメルセデス行きを予想する根拠とした。

　一方で英専門メディア『PlanetF1』によると、ウォルフ氏はオーストラリアGPの週末に、「フェルスタッペンとの契約は今のところ検討していない」と主張。現行のドライバー・ラインアップを維持する意向を示している。

構成●THE DIGEST編集部

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