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モータースポーツ

【F1】「実力を全く反映しない結果」 好走が台無しとなった豪州GPの角田裕毅、各国専門メディアの採点&評価は!? 「最高の形で疑念を払拭」

THE DIGEST編集部

2025.03.19

角田の走りには各国メディアから軒並み高評価が与えられた。(C)Getty Images

角田の走りには各国メディアから軒並み高評価が与えられた。(C)Getty Images

 2025年F1開幕戦のオーストラリア・グランプリ、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ(以下レーシングブルズ)の角田裕毅は12位で決勝を終えている。

 初日から好パフォーマンスを発揮し、フリー走行、予選で見る者に大きなインパクトを与えた角田は、5番手スタートとなった決勝でも、序盤でひとつポジションを落としながらも難しいコンディションの中でも安定したドライビングで上位を維持。しかし終盤に降った雨でチームが選択したステイアウトの戦略が奏功せず、ピットイン後にはトップ10から転落するという悔しい思いを味わった。

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 まさに、内容に相応しくない結果に終わった今季最初の週末だったが、各国の専門メディアは、バーレーンでの合同テスト後には悲観的な展望が示されていた「VCARB02」を駆る日本人ドライバーの快進撃に驚きを隠さず、軒並み高評価を下している。

 英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は10点満点の採点で「8」を角田に与え、「大きなチャンスを逃したレースとなった。フェラーリ同様、レーシングブルズは戦略を誤った。結果的に角田は12位に終わってしまった」と、雨の中でスリックタイヤを履き続けたことを悔やんだ。

 一方、『RACE FANS』は「予選では本当に印象的だったが、レースではそれを活かせなかった」とやや厳しめな総括となったが、採点は「7」と及第点以上。『TOTAL MOTORSPORT』は「7.5」を付与し、「いつも通り、攻撃的で気迫に満ちていた。一時はポイント圏内が見えていたが、終盤のチーム戦略に翻弄された」と寸評を綴っている。

 同国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』も「7.5」の高採点で、「ユウキのキャリアにおける2番目に良い予選が台無しになった。レーシングブルズはフェラーリ同様、しかるべきタイミングでピットインさせなかった。角田は一時、マックス・フェルスタッペンに次ぐ2番手につけていたが、ライバルたちに対し、インターミディエイトタイヤに交換するのが数周遅れたことで、11番手への後退を余儀なくされた」と指摘した。
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