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水泳

池江璃花子が今大会2冠! 50m自由形24秒91もこの種目の代表入りならず。2種目で世界水泳代表内定【競泳日本選手権】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.03.23

50m自由形を制した池江は勝利インタビューに答えた。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

50m自由形を制した池江は勝利インタビューに答えた。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 3月23日、今年7月に開幕する世界水泳(シンガポール)の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権は女子50メートル自由形決勝が行なわれ、池江璃花子が24秒91で優勝を収め、今大会2冠を達成した。日本水泳連盟が定める参加標準記録(24秒86)は突破できなかったが、バタフライ2種目(50、100メートル)で世界水泳の代表に内定した。
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 この日午前に行なわれた予選は全体トップとなる25秒14をマークした池江。前日まで疲れが残っていたというが、手応えあるタイムを叩き出し「自分の中ではわりと楽しみな種目。優勝を目指してスタンダード(派遣標準記録)が切れたらいい。しっかり決勝でもこの順位をキープできるようにしたい」と意気込んでいた。
 
 センターレーンの池江は好スタートを切り、25メートル過ぎからトップに踊り出ると、ぐんぐん加速。最後まで首位を譲ることなく、トップでフィニッシュした。

 前日の50メートルバタフライと合わせ、今大会2冠を飾った池江は優勝インタビューでは「派遣タイムを突破できなくて悔しい」などと話し、世界の強豪スイマーと相まみえる7月の大舞台に向けて、さらなる成長を誓った。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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