F1レーシングブルズで今季ここまで好パフォーマンスを披露し、見事シニアチームであるレッドブルへの昇格を果たした角田裕毅。これまで数々のドライバーが苦しんできたレッドブルのマシンでトップチームにふさわしい走りができるかについて、英専門メディア『The Race』は「ツノダもレッドブルで失敗する運命にあるのか?」と題した記事で考察している。
【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン 英専門メディア『The Race』は、今季レッドブルに昇格してわずか2戦でジュニアチームに降格することが決まったリアム・ローソンが特に高速コーナーでのマシンの制御に苦しんだと説明。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが「ローソンはレーシングブルズでドライブしたほうが速い」と今季のレッドブルのマシン「RB21」の扱いにくさに言及したことを紹介した。
そのため、角田が日本GPの序盤でレーシングブルズのローソンを下回っても驚くことではないと見通した同メディア。「鍵となるのは序盤に角田がローソンよりも大きな進歩を遂げ、その差を逆転させることだ」と適応力が重要だと続けた。
一方で、同メディアは角田のドライビングが元々レッドブルのマシンに合っている、との見方もしている。昨季終了後のアブダビでのテストで角田がレッドブルのマシンについて、「適応するのに苦労しなかった」と振り返っており、さらに「ロングランでは安定して走ることができ、すぐにクルマの限界を感じた。クルマに自信がなければ、限界を感じることはできない」と発言したことを紹介。角田がマシンのポテンシャルを最大限発揮できる可能性を示唆した。
角田は「多くのドライバーを噛み砕き、吐き出してきた」レッドブルのマシンを駆り、母国ファンの前で好走する姿を見せることができるのか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が一時5番手に浮上したシーン
【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン 英専門メディア『The Race』は、今季レッドブルに昇格してわずか2戦でジュニアチームに降格することが決まったリアム・ローソンが特に高速コーナーでのマシンの制御に苦しんだと説明。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが「ローソンはレーシングブルズでドライブしたほうが速い」と今季のレッドブルのマシン「RB21」の扱いにくさに言及したことを紹介した。
そのため、角田が日本GPの序盤でレーシングブルズのローソンを下回っても驚くことではないと見通した同メディア。「鍵となるのは序盤に角田がローソンよりも大きな進歩を遂げ、その差を逆転させることだ」と適応力が重要だと続けた。
一方で、同メディアは角田のドライビングが元々レッドブルのマシンに合っている、との見方もしている。昨季終了後のアブダビでのテストで角田がレッドブルのマシンについて、「適応するのに苦労しなかった」と振り返っており、さらに「ロングランでは安定して走ることができ、すぐにクルマの限界を感じた。クルマに自信がなければ、限界を感じることはできない」と発言したことを紹介。角田がマシンのポテンシャルを最大限発揮できる可能性を示唆した。
角田は「多くのドライバーを噛み砕き、吐き出してきた」レッドブルのマシンを駆り、母国ファンの前で好走する姿を見せることができるのか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が一時5番手に浮上したシーン
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