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【F1】「リアムの精神を打ち砕いた」「注いできた献身、努力、成功を忘れないで」SNS投稿にフェルスタッペン、ピアストリら現役ドライバーが“いいね”

THE DIGEST編集部

2025.03.28

チーム離脱が決まったローソン(右)への励ましの投稿に“いいね”を送ったフェルスタッペン(左)。(C) Getty Images

チーム離脱が決まったローソン(右)への励ましの投稿に“いいね”を送ったフェルスタッペン(左)。(C) Getty Images

 F1レッドブルが第3戦日本GPからリアム・ローソンに代え、角田裕毅を起用する決断を下したことを巡って、元F1ドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデ氏が自身のInstagramでチームに対する批判とローソンの奮起を願うコメントを掲載。この投稿には今季チームメイトだったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)ら現役ドライバーが“いいね”で支持を示した。

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 同氏はF1が限られたシートを奪い合う競争という側面があることに理解を示しつつも、その異常性を以下のように語った。

「F1はパフォーマンスの面で最も厳しいスポーツであり、期待に応えられなければ相応の結果に直面しなければならない、という文言には、少しうんざりだ。パフォーマンスを出さなければならないことは確かだが、プレッシャーは異常だ。私の意見では、これは実際、優れたアスリートとしてのパフォーマンスというよりも、いじめやパニック行動に近い」

 そして、わずか2戦で降格となったローソンに対しては以下のような励ましのコメントを送った。

「レッドブルは十分に理解したうえで、リアムに2レースだけ与えて、リアムの精神を打ち砕くという決断を下した。リアムがこれまでのキャリアで、現在のレベルに到達するために注いできた献身、努力、成功を忘れないでほしい。私自身、自分の血と汗と涙を覚えている。それはF1に到達するためだった。ましてや、絶対的なトップチームで走るためならなおのこと。確かに、リアムは最初の2レースで期待に応えられなかったが、もしそれに気づいている人がいるとすれば、それは彼自身だ。おそらく自身が(今回の交代を)提案したのだろうが、そうでなければ、リアムが日本でグリッドに立つために全力を尽くし、勇気を奮い起こしてくれることを願う。自分を信じ、頭を上げて、自身への評価が間違いだと証明してほしい」

 この投稿にはフェルスタッペンのほか、ニコ・ヒュルケンベルク(ザウバー)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、そして自身もレッドブルでの降格を味わった経験を持つピエール・ガスリー(アルピーヌ)など、ローソンと同じくF1の舞台で戦う現役ドライバー達からも“いいね”が送られた。

構成●THE DIGEST編集部
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