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【F1】“悪夢”の開幕戦から「チーム一丸」で復活したハース、日本GPではどちらに転ぶ?小松代表は「明日の朝走り出してみないと分からない」

谷健生(THE DIGEST編集部)

2025.04.04

日本GPの見通しを語った小松代表。(C) Getty Images

日本GPの見通しを語った小松代表。(C) Getty Images

 F1ハースのチーム代表を務める小松礼雄氏が4月3日、日本GPが開催される鈴鹿サーキットで取材に応じ、今季開幕2戦の振り返りと日本GPの展望を語った。

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 ハースは開幕戦オーストラリアGP、週末を通して2台揃って後方に沈み、雨の決勝でも完走したなかで最下位でフィニッシュした。対して第2戦中国GPではパフォーマンスを取り戻し、エステバン・オコンが5位、オリバー・ベアマンが8位とダブル入賞で今季初ポイントを獲得した。

 この結果の違いについて、小松代表は高速コーナーにおける路面のバンプ(でこぼこ)の影響を指摘。市街地コースであるメルボルンのようなバンピーな路面に苦戦する傾向がある一方、路面が滑らかな上海のようなコースではマシンが持っているダウンフォースのポテンシャルを発揮できるという。

 オーストラリアGPでいきなり判明したこの問題へのチームの向き合い方、そしてそこで感じたチームの成長を小松代表は以下のように語っている。

「お互いの立場だとか政治的なことだとか、プライドだとかそういうくだらないことなしで『何が起こってるんだろう。どうすれば良いんだろう』ってそれだけをずっと話してきた。ここからどう反応するのかっていうのを分かり切ってたのでチーム一丸となれて前より全然やれてる。これがもし(チーム代表就任直後の)12カ月前だったら空中分解すると思う。やっぱり1年間チームワークだとか信頼だとかを築き上げた土壌があった」

 このチームの姿勢については、ベアマンも「オーストラリアの後、チームがどれほど一生懸命に取り組んでいるかを見て、僕たちが復活することができるとかなり自信を持てた」とその働きに言及した。

 そして小松代表は日本GP、鈴鹿サーキットの見通しとして「最悪メルボルンみたいになる可能性もありますし、最高だったら上海より全然いける可能性もある。50-50で(どちらの可能性も)ある」とコメント。上手くいけばオコンが上位入賞を果たした中国GP以上のパフォーマンスを発揮できると示唆した。

 高速サーキットである鈴鹿は、ハースのマシンのポテンシャルが発揮しやすい一方で、セクター1が再舗装されたため、バンプの程度が未知数。バンプの補修が行なわれたとはいえ小松代表も「明日の朝走り出してみないと分からない」状況だという。ハースのマシンにはFP1から注目だ。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)

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