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「抜かすのが難しいのは分かってた」角田裕毅が悔しさ露わも...レッドブルデビュー戦を前向きに振り返る「結果を別にすればポジティブ」【F1日本GP】

谷健生(THE DIGEST編集部)

2025.04.06

レッドブルでの日本GPを振り返った角田。(C) Getty Images

レッドブルでの日本GPを振り返った角田。(C) Getty Images

 F1日本GP(鈴鹿サーキット)の決勝が4月6日に行なわれ、レッドブルの角田裕毅は12番手でフィニッシュした。レース後、角田はホームグランプリで結果を残せなかったことに悔しさをにじませながらも、内容については概ねポジティブに振り返った。

【動画】角田裕毅、アタックラップでタイム伸びず、ホーム鈴鹿でのレッドブルデビュー戦は無念のQ2敗退
 角田にとってレッドブルでの初めてのレースウィークとなった今回の日本GP。初日のフリー走行からチームメイトのマックス・フェルスタッペンに近いタイムを記録しており、予選Q1でフェルスタッペンに0.024秒差と肉薄したものの、Q2ではターン2でミスを犯しまさかの敗退、14番手スタートとなっていた。

 ポイント獲得を目指す角田はレース序盤、乾ききっていない路面で慎重に機会を窺うなか、前方のリアム・ローソン(レーシングブルズ)のミスを見逃さずオーバーテイク。その後、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)をアンダーカット(早めにピットインし順位を上げる作戦)でかわすも入賞には届かなかった。

 レースを振り返った角田は「1年に一度のホームグランプリでトップ10狙っていただけに悔しい」と語りつつ「与えられた時間のなかでは悪くはないことをした」とコメント。以下のように続けた。

「あの順位から上がるっていうのは元々難しいって分かってたし、今回のセットアップもどちらかというと雨寄りだったので、抜かすのが難しいのは分かってた。それでも最大限やれるなかでポイントが獲れるシチュエーションがあれば良かったけど... なかなかオーバーテイクは難しかった」

 また角田は週末の内容について「今週末、ネガティブなスタートを切ったとは思ってない。結果を別にすればポジティブ。今回学んだことと進歩した部分を今後も続けていきたい」と翌週に控えるレッドブルでの2戦目、バーレーンGPに向けて意気込んだ。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)

【動画】角田裕毅が念願のレッドブルデビュー!「RB21」で鈴鹿を駆け抜ける!一時セクター3で全体ベスト
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