4月6日、春の中長距離路線の皮切りとなるGⅠ大阪杯(阪神・芝2000m)は先行策から抜け出した単勝2番人気のベラジオオペラ(牡5歳/栗東・上村洋行厩舎)が優勝。本レース史上初の2連覇を達成した。2着には中団から伸びた4番人気のロードデルレイ(牡5歳/栗東・中内田充正厩舎)が入り、3着には後方から追い込んだ8番人気のヨーホーレイク(牡7歳/栗東・友道康夫厩舎)が入った。
【動画】強い!ベラジオオペラがレコードVで史上初の連覇達成!
ファンの人気は割れに割れた。単勝オッズを見ると、1番人気シックスペンス(牡4歳/美浦・国枝栄厩舎)が4.8倍、2番人気のベラジオオペラが5.1倍、3番人気のステレンボッシュ(牝4歳/美浦・国枝栄厩舎)が5.2倍、4番人気のロードデルレイが6.5倍、5番人気のホウオウビスケッツ(牡5歳/美浦・奥村武厩舎)が9.1倍と、ここまでが二桁人気を割っていた。特に1~4番人気までのオッズは僅差でひしめき合い、絶対的な存在が見当たらない混戦模様であることを表していた。
レースは、ペースのカギを握るデシエルト(牡6歳/栗東・安田翔伍厩舎)が大きく出遅れて後方に置かれるアクシデントでスタート。ホウオウビスケッツが先頭に立ち、シックスペンス、ベラジオオペラらがそれに続き、中団には6番人気のジャスティンパレス(牡6歳/栗東・杉山晴紀厩舎)、ロードデルレイ。後方からはステレンボッシュ、ヨーホーレイクらが進んだ。
出遅れたデシエルトだが、第1コーナーから一気に位置を押し上げて先頭を奪うと、ぐんぐん飛ばして後続を引き離し、1000mの通過ラップが57秒5というハイペースでレースを先導。すると馬群は第3コーナー付近からペースを上げてデシエルトとの差を詰め、後方から進んでいたステレンボッシュも外からまくって進出。勝敗を決する直線へと向いた。
ホウオウビスケッツが逃げバテたデシエルトを交わすが、その直後にいたベラジオオペラがそれを交わし先頭へと躍り出て、勇躍ゴールを目指す。そこへ中団からロードデルレイが脚を伸ばすと、インコースからは馬群をさばいてヨーホーレイクが強襲。しかし、ベラジオオペラは力強いフットワークでその2頭を抑え切り、2連覇のゴールを先頭で駆け抜けた。走破タイムの1分56秒2は従来の記録を一気に1秒0も縮めるコースレコードとなった。
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ファンの人気は割れに割れた。単勝オッズを見ると、1番人気シックスペンス(牡4歳/美浦・国枝栄厩舎)が4.8倍、2番人気のベラジオオペラが5.1倍、3番人気のステレンボッシュ(牝4歳/美浦・国枝栄厩舎)が5.2倍、4番人気のロードデルレイが6.5倍、5番人気のホウオウビスケッツ(牡5歳/美浦・奥村武厩舎)が9.1倍と、ここまでが二桁人気を割っていた。特に1~4番人気までのオッズは僅差でひしめき合い、絶対的な存在が見当たらない混戦模様であることを表していた。
レースは、ペースのカギを握るデシエルト(牡6歳/栗東・安田翔伍厩舎)が大きく出遅れて後方に置かれるアクシデントでスタート。ホウオウビスケッツが先頭に立ち、シックスペンス、ベラジオオペラらがそれに続き、中団には6番人気のジャスティンパレス(牡6歳/栗東・杉山晴紀厩舎)、ロードデルレイ。後方からはステレンボッシュ、ヨーホーレイクらが進んだ。
出遅れたデシエルトだが、第1コーナーから一気に位置を押し上げて先頭を奪うと、ぐんぐん飛ばして後続を引き離し、1000mの通過ラップが57秒5というハイペースでレースを先導。すると馬群は第3コーナー付近からペースを上げてデシエルトとの差を詰め、後方から進んでいたステレンボッシュも外からまくって進出。勝敗を決する直線へと向いた。
ホウオウビスケッツが逃げバテたデシエルトを交わすが、その直後にいたベラジオオペラがそれを交わし先頭へと躍り出て、勇躍ゴールを目指す。そこへ中団からロードデルレイが脚を伸ばすと、インコースからは馬群をさばいてヨーホーレイクが強襲。しかし、ベラジオオペラは力強いフットワークでその2頭を抑え切り、2連覇のゴールを先頭で駆け抜けた。走破タイムの1分56秒2は従来の記録を一気に1秒0も縮めるコースレコードとなった。
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