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バレーボール

PO決勝進出に王手、石川祐希がセリエA強豪での“実状”を独占激白! ベンチスタート、短いプレー時間も泰然自若「コートの中でやるしかない。結果を出すだけ」

佳子S.バディアーリ

2025.04.20

セリエA強豪ペルージャに所属する石川。チームはPO決勝進出に王手をかけている。写真:佳子S.バディアーリ

セリエA強豪ペルージャに所属する石川。チームはPO決勝進出に王手をかけている。写真:佳子S.バディアーリ

 バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガ2024-25シーズン・プレーオフは、準決勝の第3戦(現地4月16日)が終了。男子日本代表の石川祐希が所属する2位シル スーザ ヴィム・ペルージャは、2連勝で決勝へ王手をかけて臨んだがセットカウント2-3(23-25、25-20、28-30、25-22、14-16)で敗北。2時間43分の死闘の末、3位ルーベ・チヴィタノーヴァに白星を譲り、ファイナル進出への切符は第4戦以降へ持ち越された。試合後、石川にインタビュー取材を敢行した。

 この日、石川はプレーオフ6戦目のベンチスタートだった。チームが劣勢に置かれていた第1セットの終盤、第2セット最初のマッチポイントで起用され、セットカウント1-2で迎えた第4セットは開始から出場。アタック3打を放って誤打2、被ブロック1で試合を終えた。
 
 コートで取材に応じた石川は、自身のパフォーマンスについてこう述べた。

「途中から出てスパイクが良くなかったので。ミスとシャットがありましたし、失点が目立ってしまったので、そこを次回は修正しなければいけないなと思います。(試合に)出てバッと結果を出さないといけないので、簡単ではないですけど、そこで結果を出すために練習していますし、それをしっかりとできれば、僕自身のひとつの成長になると思います。準備はできていて、コートの中でやるしかないので、あとは結果を出すだけだなと思います」

 セットカウント1-1で迎えた第3セットに3度の好機を生かせず劣勢に甘んじ、タイブレークでも先にマッチポイントを握りながら勝利を掴み取れなかったペルージャ。勝てば、決勝進出が決まる戦いだった。

「今日の試合に関しては、取られたセットや4セット目以降にシャットやミスがあったり、最後もこっちがマッチポイントを取った状態でやられてしまって、そこはアタッカーの判断ミスだったと思うので、改善すべき点。また、チヴィタノーヴァもサーブが非常に良く、しっかりキープしてもやっぱりハイボールや割れたシチュエーションになります。それは想定内なので、そこでのアタックの打ち方をうまくやらなければいけないと思います」
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