F1アルピーヌのピエール・ガスリーは現地4月20日、第5戦サウジアラビアGPの決勝で9番グリッドからポイント獲得を目指したものの、オープニングラップで8番手スタートだった角田裕毅と接触しリタイヤ。ガスリーはマシンを降りた後、元チームメイトの動きを振り返り、今回のクラッシュはレーシングインシデントだったと英専門メディア『Planet F1』に語った。
【動画】角田とガスリーがクラッシュし両者ウォールにヒットする場面... ガスリーはターン4で、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)に前方を阻まれていた角田をオーバーテイクしようとアウト側から旋回したものの、自身の左リアタイヤを角田の右フロントタイヤに接触させスピン。ウォールにリアから突っ込んでマシンを破損させた。
この場面について、ガスリーは「2人ともコーナーを抜けられるように、できるだけスペースを残しておいたんだけど、残念ながら彼(角田)がアンダーステアになって接触したように見えた」と状況を分析。以下のように続けた。
「(角田の)意図は理解していた。僕とユウキの間には深いリスペクトがあるから、悪意はなかったと分かっている。もう少しマージンを取れたような気がするけど、モータースポーツだから、こういうサーキットでは残念ながらこういうことが起きることもあるんだ」
角田も「彼(ガスリー)を避けるために全力を尽くしたけど、残念ながらコースで最もタイトなコーナーで、1周目でグリップも低かった(ため接触した)。お互いもう少し慎重に走るべきだったと思う」とコメント。一方で再びあの状況が起こったとしても「同じようにする」と語った。
互いに調子を上げてきており、ポイントを狙えただけに悔しい結末となってしまった両者。次戦マイアミGPでのリベンジに期待がかかる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田がラストアタックで1分27秒台に入れた瞬間
【動画】角田とガスリーがクラッシュし両者ウォールにヒットする場面... ガスリーはターン4で、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)に前方を阻まれていた角田をオーバーテイクしようとアウト側から旋回したものの、自身の左リアタイヤを角田の右フロントタイヤに接触させスピン。ウォールにリアから突っ込んでマシンを破損させた。
この場面について、ガスリーは「2人ともコーナーを抜けられるように、できるだけスペースを残しておいたんだけど、残念ながら彼(角田)がアンダーステアになって接触したように見えた」と状況を分析。以下のように続けた。
「(角田の)意図は理解していた。僕とユウキの間には深いリスペクトがあるから、悪意はなかったと分かっている。もう少しマージンを取れたような気がするけど、モータースポーツだから、こういうサーキットでは残念ながらこういうことが起きることもあるんだ」
角田も「彼(ガスリー)を避けるために全力を尽くしたけど、残念ながらコースで最もタイトなコーナーで、1周目でグリップも低かった(ため接触した)。お互いもう少し慎重に走るべきだったと思う」とコメント。一方で再びあの状況が起こったとしても「同じようにする」と語った。
互いに調子を上げてきており、ポイントを狙えただけに悔しい結末となってしまった両者。次戦マイアミGPでのリベンジに期待がかかる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田がラストアタックで1分27秒台に入れた瞬間