プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が現地5月4日(日本時間5日)、米ラスベガスのTモバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)との防衛戦を行なう。決戦まであと5日に迫ったなか、モンスターの壮絶なKOシーンが脚光を浴びている。
【動画】井上尚弥が“悪童”をリングに沈めた壮絶KOシーンをプレイバック
3度目の聖地・ラスベガスでの防衛戦に向けて士気を高めている井上。アメリカ入り後は、米プロモート大手『Top Rank』社の専用ジムで最終調整を進めており、29日には前WBA世界バンタム級王者の弟・拓真と軽めのスパーリングで汗を流した。練習後にはジムの外で絶対王者のサインを求めるファンが長蛇の列をつくり、井上はサインに応じた。
決戦を間近に控え、『Top Rank』は公式YouTubeチャンネルに「スーパーバンタム級で無敵王者として快進撃を続ける“ザ・モンスター”を見よ!」と題し、日本人ボクサーの過去の名シーンをハイライトで続々と投稿。2023年7月のスティーブン・フルトン(米国)戦、同年12月のマーロン・タパレス(フィリピン)戦、24年5月のルイス・ネリ(メキシコ)戦、同年9月TJ・ドヘニー(アイルランド)戦、今年1月のキム・イェジュン(韓国)戦の5試合をギュッと凝縮した動画は16万回以上の再生数を記録している。
なかでもネリを6回TKOで破り、日本人初となる4団体統一王者として防衛に成功した試合はファンから今もなお注目を集めており、同社の公式Xショート動画には「真の捕食者」と綴られるほど、大きなインパクトを与えている。
ボクシング興行として34年ぶりに東京ドームで開催されたネリ戦には、4万人以上の観客が集結。第1ラウンドで積極的に攻めてくるネリに対し、井上が距離を詰めてきた瞬間をネリが見逃さずフックを放ち、井上はその場でプロ初ダウン。予想外の展開に会場は騒然となったが、井上が第2ラウンドで左フックを決めて、すぐさまダウンを奪い返した。その後も優勢に試合を進めた井上がネリをリング際に追い詰めると、悪童の顔面に強烈なストレートを浴びせて再びダウンを奪う。ネリは苦悶の表情を浮かべて再び立ち上がることができず、井上の勝利を知らせるゴングが鳴り響いた。
注目の興行はアマゾンの動画配信サービス「プライム・ビデオ」で独占生配信される。プロ戦績は井上が29戦29勝(26KO)、カルデナスが27戦26勝(14KO)1敗。約4年ぶりとなるラスベガスでのリングで、進化したモンスターはどんなファイトを見せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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【記事】決戦直前の井上尚弥。約4年ぶりのラスベガス防衛戦を米識者が大胆予測「カルデナスが戦略的に試合を進める余裕があるというと…」
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