F1レッドブルの角田裕毅は現地5月1日の第6戦マイアミGPの公式記者会見に臨み、先日行なわれた旧車テストの手応えを語った。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介! 今季第3戦日本GP前にレッドブルへの緊急昇格を果たした角田。レッドブルのマシン「RB21」での実車走行がまだ3戦のみと経験が浅いため、「クルマ(の操作)が超難しいとは言わないが、限界がどこにあるのかを見極めるにはもう少し時間が必要だ」と自身でも語っている。
そのような状況で、いち早く同チームのマシン「RB21」に適応するため、角田は先週、英シルバーストン・サーキットで旧車(2023年型マシン「RB19」)を使用したテストを実施した。
テストの手応えを聞かれた角田は「典型的なブリティッシュ・ウェザーを経験した」とコメント。旧車テストには年間走行制限距離(1000キロ)が定められており、できるだけ晴れ用タイヤでのデータ収集が優先されるため、ウエットタイヤを持ってきていなかった角田とチームは路面が乾くまでかなりの時間待たされたという。
加えて終盤にもトラブルに見舞われ走行を中断したという角田。不完全燃焼に終わったテストだったが、角田は前向きに振り返る。
「結局、あまり走れなかったけど、それでもクールな経験だった。正直なところ、違いを感じるのは難しい。これまで走ってきたコースとは、コンディションもコーナー特性も全く違っていたからね。また、混乱させるような愚かなフィードバックはしたくなかったから、はっきりと感じたものを伝えた。走行距離を稼ぐには良いテストだったよ」
そして、テストを通してどのような進捗があったかについてコメントを求められた角田は以下のように答えた。
「(限界までプッシュした時の感覚は)自然に脳と筋肉の記憶に刻み込まれていく。マイアミのサーキットを走ったら、きっと感覚が変わるだろう。セットアップの理解という点では、たくさんの変更を加えたかったけど、本当に本当に時間が限られていたから、やり遂げられなかった。どちらかというとエンジニアリング面、つまりチームが試したいものに絞って取り組んだ。だからマシンのセットアップに関しては正直に言うと、あまり上手くいかなかったかもしれないね」
テストが思うように進まなかったものの、チームの戦闘力向上に向けてできる限りの作業に取り組んだ角田。今回のマイアミGPで効果が表われずとも一歩一歩前進しているのは間違いなさそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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テストの手応えを聞かれた角田は「典型的なブリティッシュ・ウェザーを経験した」とコメント。旧車テストには年間走行制限距離(1000キロ)が定められており、できるだけ晴れ用タイヤでのデータ収集が優先されるため、ウエットタイヤを持ってきていなかった角田とチームは路面が乾くまでかなりの時間待たされたという。
加えて終盤にもトラブルに見舞われ走行を中断したという角田。不完全燃焼に終わったテストだったが、角田は前向きに振り返る。
「結局、あまり走れなかったけど、それでもクールな経験だった。正直なところ、違いを感じるのは難しい。これまで走ってきたコースとは、コンディションもコーナー特性も全く違っていたからね。また、混乱させるような愚かなフィードバックはしたくなかったから、はっきりと感じたものを伝えた。走行距離を稼ぐには良いテストだったよ」
そして、テストを通してどのような進捗があったかについてコメントを求められた角田は以下のように答えた。
「(限界までプッシュした時の感覚は)自然に脳と筋肉の記憶に刻み込まれていく。マイアミのサーキットを走ったら、きっと感覚が変わるだろう。セットアップの理解という点では、たくさんの変更を加えたかったけど、本当に本当に時間が限られていたから、やり遂げられなかった。どちらかというとエンジニアリング面、つまりチームが試したいものに絞って取り組んだ。だからマシンのセットアップに関しては正直に言うと、あまり上手くいかなかったかもしれないね」
テストが思うように進まなかったものの、チームの戦闘力向上に向けてできる限りの作業に取り組んだ角田。今回のマイアミGPで効果が表われずとも一歩一歩前進しているのは間違いなさそうだ。
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