５月２日、バレーボール「大同生命SVリーグ」の女子チャンピオンシップファイナルのGAME1で、大阪マーヴェラスがNECレッドロケッツ川崎を３対０（25-14、25-10、25-21）と完勝を収めた。ちなみに、試合前のイベントには“超人気アイドル”がバレー部員として降臨し、会場を大きく盛り上げた。
【画像】日向坂バレー部がSVリーグに登場！貴重な裏側の様子

　コートに登場したのはアイドルグループ・日向坂46の小坂菜緒さん、河田陽菜さん、髙橋未来虹さん。３人は日向坂46の公式YouTubeチャンネル「日向坂ちゃんねる」内で日向坂バレー部として活動しており、バレーボールを楽しみつつ上達に励んでいる。もうひとりの部員である清水理央さんは今回不参加も、３人はグループカラーである空色のTシャツ、黒いハーフパンツに両膝・両肘にサポーターという姿で公開練習をした。

　公開練習の特別コーチとして招かれた迫田さおり氏（元バレーボール女子日本代表）に熱血指導された小坂さん、河田さん、髙橋さん。同氏からトスの上げ方、的確なサーブを打つポイント、レシーブの返しなどを丁寧にアドバイスされ、真剣に耳を傾けていた。

　実践に移ると、グループの表題曲センターを７度務める小坂さんが抜群のバレーセンスを発揮する。勢いあるサーブでネットを越えたり、レシーブでは手前に置かれた赤いカゴにボールをストンと入れると、会場から「おおおお～」と驚きの声と大きな拍手が上がる。迫田さんにも「すごい！」「センスありすぎ」と評されるほどだった小坂さんは、日向坂バレー部の部長の名に恥じないプレーでインパクトを残した。
  　公開練習後、グループのキャプテンを務める髙橋さんは「このバレー部は私たちのYouTubeチャンネルである『日向坂ちゃんねる』から発足されたものなんですけど、貴重な機会に呼んでいただけてすごく嬉しいです。これをキッカケに日向坂46もバレーも好きになっていただけたら」と声を弾ませた。

　続いて河田さんは「本当に楽しくて、こんなに素晴らしいイベントに呼んでいただいて本当にありがとうございます。私たちもこのあと試合を観戦するので、みんなも楽しみましょう」と呼びかけた。

　小坂さんは「こんな素敵な舞台をいただけるなんて思ってなかったです」と素直な気持ちを述べ、「迫田さんと一緒に公開練習をさせていただき本当に最高の思い出になりました！ありがとうございました」と部長として、改めて感謝を伝えた。

　最後は日向坂46として５月21日にリリースする14thシングル『Love yourself！』のPRを忘れずにしっかりアピール。日本のバレーボール界最高峰の舞台で、日向坂バレー部が特別な活動を刻んだ。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

【記事】バレーボール会場に“人気坂道アイドル”が突如登場！ トス、レシーブ、サーブ…抜群センスに驚きの声【SVリーグファイナル】

【記事】大阪マーヴェラスがファイナル初戦をストレートで制す！ SVリーグ初代女王に王手

【記事】西田有志がSVリーグの運営体制を疑問視「バレーボール以外の部分で納得いかない部分が今シーズンは多すぎる」