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角田の衝撃SQ1落ちは「不運だった」と専門家指摘。ストロールは敗退の“原因”に激怒「彼はとても危険だった」【F1マイアミGP・スプリント予選】

THE DIGEST編集部

2025.05.03

SQ1敗退を喫した角田。(C) Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅が現地5月2日の第6戦マイアミGPスプリント予選でまさかの18番手となった原因を専門家が指摘した。

【動画】角田裕毅がアタックラップに入れずまさかのSQ1敗退...
 スプリント予選1回目に臨んだ角田は最初のアタックでトラフィックの影響もあり17番手止まり。セッション終盤にコースに復帰しタイムを更新する予定だったがセッションの終了時間までにアタックに入れず。チェッカーフラッグを受けてしまい18番手でスプリント予選を終えた。

 海外メディア『F1OVERSTEER』によると、角田が見舞われたまさかの事態に放送局『Sky Sports』解説者のマーティン・ブランドル氏は「あれは本当に不運だったね」とコメント。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが最終コーナーのレコードラインをスロー走行し角田が減速を強いられている場面を見た同氏は「(角田は)マックスがアクセルを踏み込んで走り出すのを待っていたように思う​​」と日本人ドライバーのノックアウトの原因を指摘した。

 角田と同じくフェルスタッペンのスロー走行により急激な方向転換を強いられたランス・ストロール(アストンマーティン)も「最終コーナーの彼(フェルスタッペン)はとても危険だった。(レコード)ライン上に留まっていたんだ」と怒りをあらわに。アタックラップ中に進路を塞がれた影響もあってか16番手でSQ1敗退となった。

 フェルスタッペン自身も最終アタックができなかったものの、1度目のアタックで3番手タイムを出していたためSQ2進出。最終的に4番グリッドを獲得した。

 ポールポジションはキミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手オスカー・ピアストリと3番手ランド・ノリスのマクラーレン勢を抑えて見事トップタイムを叩き出した。

構成●THE DIGEST編集部

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