F1第6戦のマイアミ・グランプリのスプリント予選が現地5月2日に行なわれ、レッドブルの角田裕毅はSQ1敗退の18番手に終わっている。
今週末で1回しかないフリー走行では21周回で全体8番手となる1分28秒155というベストタイムを記録した角田。しかし迎えたスプリント予選の第1ラウンドでは最初のアタックで1分29秒246を計測した後、ラストアタックに臨むはずだったものの、コントロールラインを超える前にタイムアップとなってしまい、早々に脱落してしまった。
最初のアタックではピットアウトしてきた他車によってタイムを失い、2回目はアウトラップでのトラフィックによってアタックすらできないという、非常にフラストレーションの溜まる形で初日を終えることになった角田は、「チームとのコミュニケーションもかなり悪く、全体的に適切な予選ができていなかった」と振り返っている。
【動画】角田裕毅がアタックラップに入れずまさかのSQ1敗退... F1公式サイト『F1.com』は、「角田はSQ1の終盤にコミュニケーションのミスの犠牲となり、チームから急ぐよう指示を受けなかった結果、ラストアタックに入れなかった。最初のアタックでは小さなロックアップがあり、結果として18番手に沈んだため、スプリントは実質的にテストセッションのようなものになるかもしれない」と伝えた。
また、ラストアタックの一件については「角田はアウトラップでマックス・フェルスタッペンの後方を走っていたが、チームメイトはアタックする必要がないと判断してピットに戻ることを選択してスローダウン。その結果、(同様にスピードを落とす羽目となった)角田には、コントロールラインに到達するための十分な時間が残されていなかった」と、その背景を紹介している。
海外の専門メディアの報道では、英モータースポーツ専門サイト『THE RACE』が「SQ1で起こった混乱」の中のひとつの事象として「角田は最初のフライングラップでミスを犯し、シーズン初の予選の第1ラウンド敗退を喫した。その後、ピットインするフェルスタッペンとの車間を広げるためにペースを落としたことで、2回目の走行には間に合わず。彼は苛立ちを隠せなかった」と綴った。
ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』は、「ユウキは、ここ数年のレッドブルにおけるフェルスタッペンのチームメイトによく見られる典型的な展開を繰り返した――つまり、このオランダ人ドライバーには遠く及ばない結果に終わったのだ。4度のワールドチャンピオンが4番手タイムを記録した一方で、日本人ドライバーはSQ1で敗退し、その原因をトラフィックにあると指摘した」と、チーム内での明暗を強調している。
一方、『F1 MANIA』は「角田はマイアミでフラストレーションの溜まる金曜日を過ごした。レッドブルのドライバーは18番手という結果に終わり、予想を大きく下回るパフォーマンスに終わったが、その原因として、幾つものトラブルが重なったことが挙げられている」と報じた。
続いてフランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は、「SQ1を終えた後、ユウキは苛立っていた。なぜなら彼は脱落し、18番手スタートとなったからだ。最初のアタックが乱れた後、レッドブルが彼をコースに送り出すタイミングが遅れ、さらにフェルスタッペンによって妨害されたことも原因である」と、こちらも角田が多くのトラブルに見舞われたと伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介!
今週末で1回しかないフリー走行では21周回で全体8番手となる1分28秒155というベストタイムを記録した角田。しかし迎えたスプリント予選の第1ラウンドでは最初のアタックで1分29秒246を計測した後、ラストアタックに臨むはずだったものの、コントロールラインを超える前にタイムアップとなってしまい、早々に脱落してしまった。
最初のアタックではピットアウトしてきた他車によってタイムを失い、2回目はアウトラップでのトラフィックによってアタックすらできないという、非常にフラストレーションの溜まる形で初日を終えることになった角田は、「チームとのコミュニケーションもかなり悪く、全体的に適切な予選ができていなかった」と振り返っている。
【動画】角田裕毅がアタックラップに入れずまさかのSQ1敗退... F1公式サイト『F1.com』は、「角田はSQ1の終盤にコミュニケーションのミスの犠牲となり、チームから急ぐよう指示を受けなかった結果、ラストアタックに入れなかった。最初のアタックでは小さなロックアップがあり、結果として18番手に沈んだため、スプリントは実質的にテストセッションのようなものになるかもしれない」と伝えた。
また、ラストアタックの一件については「角田はアウトラップでマックス・フェルスタッペンの後方を走っていたが、チームメイトはアタックする必要がないと判断してピットに戻ることを選択してスローダウン。その結果、(同様にスピードを落とす羽目となった)角田には、コントロールラインに到達するための十分な時間が残されていなかった」と、その背景を紹介している。
海外の専門メディアの報道では、英モータースポーツ専門サイト『THE RACE』が「SQ1で起こった混乱」の中のひとつの事象として「角田は最初のフライングラップでミスを犯し、シーズン初の予選の第1ラウンド敗退を喫した。その後、ピットインするフェルスタッペンとの車間を広げるためにペースを落としたことで、2回目の走行には間に合わず。彼は苛立ちを隠せなかった」と綴った。
ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』は、「ユウキは、ここ数年のレッドブルにおけるフェルスタッペンのチームメイトによく見られる典型的な展開を繰り返した――つまり、このオランダ人ドライバーには遠く及ばない結果に終わったのだ。4度のワールドチャンピオンが4番手タイムを記録した一方で、日本人ドライバーはSQ1で敗退し、その原因をトラフィックにあると指摘した」と、チーム内での明暗を強調している。
一方、『F1 MANIA』は「角田はマイアミでフラストレーションの溜まる金曜日を過ごした。レッドブルのドライバーは18番手という結果に終わり、予想を大きく下回るパフォーマンスに終わったが、その原因として、幾つものトラブルが重なったことが挙げられている」と報じた。
続いてフランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は、「SQ1を終えた後、ユウキは苛立っていた。なぜなら彼は脱落し、18番手スタートとなったからだ。最初のアタックが乱れた後、レッドブルが彼をコースに送り出すタイミングが遅れ、さらにフェルスタッペンによって妨害されたことも原因である」と、こちらも角田が多くのトラブルに見舞われたと伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介!