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角田裕毅への“期待値の高さ”が表れた「17/20」 海外記者は「がっかり」「VERに遠く及ばなかった」と辛口評価【F1マイアミGP】

THE DIGEST編集部

2025.05.07

レッドブルの角田。今季はドライバーとして多くの結果が求められている。(C) Getty Images

レッドブルの角田。今季はドライバーとして多くの結果が求められている。(C) Getty Images

 現地5月5日、英モータースポーツ専門メディア『The Race』のエド・ストロー記者は、F1マイアミGPのドライバー評価をランキング形式で紹介した記事を配信。レッドブルでの4戦目でチームにポイントをもたらした角田裕毅に思わぬ低評価をつけた。

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 スプリント予選では、終了時刻までにラストアタックに入れないまさかのアクシデントで18番手と後方に沈んだ角田。しかしスプリントレースではタイヤ戦略のギャンブルを成功させたほか、他車のペナルティが多発した影響もあり6位入賞と巻き返した。

 そのあと角田は10番グリッドからスタートした決勝レースでも堅実な走りで入賞圏内をキープする。ピットインの際に速度超過で5秒のタイム加算ペナルティを受けるも、11番手のアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)との差を5秒以上も離し、10位でチェッカー。1ポイントをチームに持ち帰った。

 順位の波こそあれ、今季最高となる計4ポイントを獲得した角田に対してストロー記者は20人中、下から3番手となる「17位」と低評価を下した。同氏はその理由について、「(相棒のマックス・)フェルスタッペンのペースに遠く及ばなかった」ことを要因に挙げた。

 さらに「アップグレードが投入されなかった点を考慮しても、ツノダのペースはがっかりだった」と厳しいコメント。特に予選Q2からQ3にかけて、ほとんどタイムを伸ばせなかったと説明した。

 同記者はこのランキングについて、「ペースやレース技術、一貫性、そして重要なミスを犯したかどうかに至るまで、あらゆる基準に基づいている。各ドライバーがマシンのポテンシャルをどこまで引き出せたかは、重要な考慮事項だ」と主張している。

 中団チームのレーシングブルズ在籍時はポイント獲得が一つの成功の基準となっていた角田。トップチームに上がった今、周囲からの評価を得るためには、より高い位置に設定された“合格ライン”を超える必要があるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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