格闘技・プロレス

「ふざけんなよ!この野郎」解説者もブチギレ。井岡一翔の死闘に水を差したファンの“暴挙”に批判殺到「最低だなー」「出禁で」

THE DIGEST編集部

2025.05.12

王座奪還を目指した井岡(左)は王者マルティネスとの戦いに判定の末、敗れた。写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 プロボクシング元4階級制覇王者の井岡一翔が5月11日、WBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と東京・大田区総合体育館で対戦し、10回にダウンを奪うも0-3(113-114、112-115、110-117)の判定負けを喫した。12ラウンド終了後には、両者の激闘に水を差す暴挙が起きた。
【動画】12R終了後、ビールの空き缶がリングに放り投げられた実際の映像(8分40秒~)

 最後の気力を振り絞って拳を交えた井岡とマルティネス。だが両者とも決定打とはいかず、激闘に終止符を告げるゴングが鳴らされた。

 だがその直後だ。突然、観客席から缶ビールの空き缶がリング上に投げ入れられた。ABEMAで解説を務めていた元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏は「誰だよ!今の!」と声を荒げ、「ふざけんなよ!マジで。この野郎」と激怒した。

 ABEMAの実況アナも「リスペクトに欠けた行動」と苦言を呈した観客の愚行。一歩間違えれば選手に直撃したかもしれない危ない場面だったが、幸いにも被弾せずに済んだ。
 
 まさかの事態にネット上ではファンから多くの批判が相次いだ。

「試合終了のとき缶ビール投げたやつ何しとんねん!!! 魂の打ち合いを汚すなーー」
「缶ビール?退場させろ!」
「最悪だろ。台無しだ」 
「缶ビール投げたやつクソだな」
「マジでありえない」
「最低だなー!」
「缶投げた奴は出禁で!」

 終盤10回には井岡が左フックでダウンを奪うなど、壮絶な打ち合いもあった。試合に興奮するのも分かるが決してあってはならない行為であり、残念なアクシデントだった。

構成●THE DIGEST編集部

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