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「批判する人がいるかもしれないが…」井上尚弥に敗れたフルトンが“レフェリー判断”に疑問符「少し早すぎだ」 次戦エールも「MJの恐ろしい尻をぶっ叩いてくれ!」

THE DIGEST編集部

2025.05.06

井上(左)はカルデナス(右)を8回TKOで撃破した。(C)Getty Images

井上(左)はカルデナス(右)を8回TKOで撃破した。(C)Getty Images

 現地5月4日、プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が米ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)との防衛戦に臨み、8回TKO勝ちを収めた。2回にダウンを奪われるまさかの展開だったが、7回にダウンを奪い返すと8回に猛攻を仕掛けてレフェリーストップで圧倒した。
【動画】井上尚弥がまさかの“ダウン”→終盤に猛ラッシュでTKO勝ちした実際の映像

 井上の強さが際立ったラスベガス決戦。しかし、モンスターの凄みを肌で知る現役ボクサーが異議を唱えている。2023年7月に井上に敗れた、現WBC世界フェザー級王者のスティーブン・フルトン(米国)が自身のXに「悪いストップだ」「少し早すぎる」と投稿。レフェリーが試合を止めるのが早かったのではないかと問題提起した。

 フルトンはXをさらに更新し、「イノウエの早期決着は予想していた。だが、あの試合の終わり方はちょっと早すぎだ。批判する人がいるかもしれないが、俺は何度も彼を称賛してきた。しかし、あの試合終了は少し早すぎだ」などと投稿。レフェリーのジャッジに疑問を呈した。

 ただ、全体的には「単純に素晴らしい試合だった」と評していたフルトン。最後に「イノウエがMJの恐ろしい尻をぶっ叩いてくれるといいな!」と付け足し、井上が9月に戦うことを明言したMJこと、WBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦に向けてエールを送ることも忘れなかった。
 
 当時WBC、WBO世界スーパーバンタム級の2団体統一王者だったフルトンは井上の挑戦を受け、日本で対戦したが8回にTKO負け。その後、フェザー級に階級を変更して今年2月にブランドン・フィゲロア(米国)に判定勝ちして現王座を奪取した。

 井上と拳を交えた経験があるからこそ、モンスターのその後の動向はやはり気になるようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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