F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝が現地時間5月18日に行なわれ、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季2勝目を飾った。2位にはランド・ノリス(マクラーレン)、3連勝中だったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は3位。そして、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が移籍後最高位となる4位に入り、サーキットを沸かせた。
【動画】抜群のブレーキング! 2番手スタートのフェルスタッペンがピアストリを抜いてトップに浮上したシーン フェルスタッペンはスタート直後、予選トップのピアストリをかわし先頭に立つと、終始レースをリード。ピット戦略も奏功し、ライバルとの差を広げた。最後はマクラーレン勢も寄せ付けずトップでフィニッシュ。王者としての強さを見せつけ、5戦ぶりに表彰台の中央に登った。
さらに、このレースではベテラン、ハミルトンも高いパフォーマンスを披露している。予選では12位と今季ワーストのポジションに沈んだものの、決勝ではアグレッシブな走りを取り戻し、チームの本拠であるイモラで4位という好リザルトを残した。
マクラーレンの2台がスポットライトを浴びることが多かった今季だが、エミリア・ロマーニャGPでは、フェルスタッペン、ハミルトン両者のハイパフォーマンスが大きく報じられている。英紙『The Guardian』は公式サイト上で、このふたりの結果にフォーカス。勝利したフェルスタッペンには、「タイトル争いに残る決意をこれ以上なく鮮やかに示した」と称賛。
さらに、今回がレッドブル400戦目の節目だったと説きながら、「ノリスとピアストリという今季好調のマクラーレン勢を相手に、速さで知られるイモラのコースで打ち破ったのは大きな成果だった」と評している。
また、フェラーリ移籍後7戦目となったハミルトンに対しても、「壊滅的な予選結果にハミルトン自身が『忘れたい週末になるだろう』と語っていたホームレースだったが、そこからまさかの歓喜へとつながった。今季ほとんどなかったチームとの喜びを、ついに分かち合える瞬間が訪れたのだ」と指摘。地元での活躍を評している。
同メディアは、「フェルスタッペンもハミルトンも、久々にこれほどエネルギーを感じさせる姿を見せた。そしてイモラを後にする彼らは、次戦モナコに向けて大きな希望を胸にしている」などと綴り、さらなる戦いへの期待を寄せた。
いよいよ幕を開けた欧州ラウンドで“2人の世界王者”が輝きを放った。上位陣の混戦も予感させながら、次戦以降も実力者たちが激しく鎬を削るレースが展開されそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに、このレースではベテラン、ハミルトンも高いパフォーマンスを披露している。予選では12位と今季ワーストのポジションに沈んだものの、決勝ではアグレッシブな走りを取り戻し、チームの本拠であるイモラで4位という好リザルトを残した。
マクラーレンの2台がスポットライトを浴びることが多かった今季だが、エミリア・ロマーニャGPでは、フェルスタッペン、ハミルトン両者のハイパフォーマンスが大きく報じられている。英紙『The Guardian』は公式サイト上で、このふたりの結果にフォーカス。勝利したフェルスタッペンには、「タイトル争いに残る決意をこれ以上なく鮮やかに示した」と称賛。
さらに、今回がレッドブル400戦目の節目だったと説きながら、「ノリスとピアストリという今季好調のマクラーレン勢を相手に、速さで知られるイモラのコースで打ち破ったのは大きな成果だった」と評している。
また、フェラーリ移籍後7戦目となったハミルトンに対しても、「壊滅的な予選結果にハミルトン自身が『忘れたい週末になるだろう』と語っていたホームレースだったが、そこからまさかの歓喜へとつながった。今季ほとんどなかったチームとの喜びを、ついに分かち合える瞬間が訪れたのだ」と指摘。地元での活躍を評している。
同メディアは、「フェルスタッペンもハミルトンも、久々にこれほどエネルギーを感じさせる姿を見せた。そしてイモラを後にする彼らは、次戦モナコに向けて大きな希望を胸にしている」などと綴り、さらなる戦いへの期待を寄せた。
いよいよ幕を開けた欧州ラウンドで“2人の世界王者”が輝きを放った。上位陣の混戦も予感させながら、次戦以降も実力者たちが激しく鎬を削るレースが展開されそうだ。
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