現地５月24日、卓球の世界選手権（カタール・ドーハ）は女子ダブルス準決勝が行なわれ、世界ランク６位の張本美和／木原美悠が中国の最強ペア王曼昱／蒯曼（同５位）にゲームカウント０-３（8-11、6-11、5-11）のストレートで完敗。女子ダブルス58年ぶりの金メダルは叶わず。銅メダルで大会を終えた。
【画像】“きはみわ”ペアが悔しいストレート負け...

　第１ゲームは序盤にリードを奪うも、中国ペアが牙を向く。前日、シングルスで張本をストレートで撃破した王曼昱の強烈なフォア、蒯曼のサーブであっさり逆転すると、そのまま日本ペアを押し切った。

　第２ゲームも中国ペアがペースを握り、レシーブや速いラリーで得点を重ねていく。ベスト４まで勝ち進んだ張本、木原は絶妙なコンビネーションで相手の懐にフォア、バックを放つが、王曼昱／蒯曼の牙城を崩せない。サービスエースで得点を拾うも、結局このゲームも6-11で落とす。
  　後がなくなった日本ペアは3-1と先手を奪うが、中国ペアの猛攻で逆転を許す。ラリーでの連続攻撃で得点を落とすなど反撃の糸口を最後まで掴めず、最強ペアに完敗した。​

構成●THE DIGEST編集部

【記事】初出場・大藤沙月はメダルならず。完全アウェーの雰囲気で世界女王・孫穎莎に１ゲーム先取する健闘も無念のベスト８敗退【世界卓球】

【記事】伊藤美誠がシングルス初のメダル確定!! 世界ランク４位・王芸迪を４対１で撃破！ 日本勢４強一番乗りに歓喜の涙【世界卓球】

【記事】吉村真晴／大藤沙月ペアが銀メダル以上を確定!! パリ五輪銅ペアを圧倒し、決勝進出！快進撃に日本人熱狂「すげえええ！」「まさに大吉」【世界卓球】