新生ニッポンが開幕3連勝だ。
現地6月7日(日本時間8日)、バレーボールの最強国決定戦「ネーションズリーグ」はカナダ・オタワで予選ラウンド第3戦が行なわれ、前回・銀メダルの日本(世界ランク6位)は開催国カナダ(同9位)を3-0(26-24、25-20、25-19)で撃破し、3戦連続ストレート勝利を飾った。
日本は今大会ミドルブロッカーに荒木彩花、山田二千華、リベロに西村弥菜美を初めてスタメン起用。セッターの関菜々巳、キャプテンの石川真佑をはじめアウトサイドヒッターは3戦連続同じメンバーで臨んだ。
序盤から僅差で競り合う展開となる。石川の効果的なサーブレシーブを皮切りに和田由紀子がレフトから強打。西村の好レシーブから和田が中央からバックアタック。セルビア戦で最多17得点を挙げた背番号13がこの日もコート上で躍動する。
しかし相手エース・バンライクの強打が日本コートに炸裂し、なかなかリードを奪えない。日本はサーブレシーブでのミスも目立ち、終盤カナダに22-22と追い付かれる。白熱した接戦となるも、最後は関が渾身のサービスエースを決めて日本が第1セットを先取した。
第2セットは佐藤淑乃のスパイクが相手の2枚ブロックに阻まれ苦戦。このセットもカナダの主将バンライクに左右から強烈なスパイクを打ち込まれ、中盤まで主導権を奪いきれない。
だが日本は佐藤がサーブで崩して一歩リードすると、セッターの関が積極的にミドルの山田にトスを上げ、得点を重ねる。先にセットポイントを握った日本は、この日安定した決定率を誇る和田が確実に決めて連取した。
王手をかけた日本。第3セットも中盤まで15-15とまったく五分の展開になるも、佐藤の連続サービスエースが飛び出し一歩抜け出す。リードを5点に広げた日本は石川のスパイク、そして和田が両チーム最多となる20得点目を挙げ、最後はカナダのサーブがネットにかかり日本が無傷の3連勝を決めた。
次戦で日本は、日本時間9日(午前0時)にドミニカ共和国と対戦。試合間隔が短い過密スケジュールのなか4連勝を狙う。
構成●THE DIGEST編集部
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日本は今大会ミドルブロッカーに荒木彩花、山田二千華、リベロに西村弥菜美を初めてスタメン起用。セッターの関菜々巳、キャプテンの石川真佑をはじめアウトサイドヒッターは3戦連続同じメンバーで臨んだ。
序盤から僅差で競り合う展開となる。石川の効果的なサーブレシーブを皮切りに和田由紀子がレフトから強打。西村の好レシーブから和田が中央からバックアタック。セルビア戦で最多17得点を挙げた背番号13がこの日もコート上で躍動する。
しかし相手エース・バンライクの強打が日本コートに炸裂し、なかなかリードを奪えない。日本はサーブレシーブでのミスも目立ち、終盤カナダに22-22と追い付かれる。白熱した接戦となるも、最後は関が渾身のサービスエースを決めて日本が第1セットを先取した。
第2セットは佐藤淑乃のスパイクが相手の2枚ブロックに阻まれ苦戦。このセットもカナダの主将バンライクに左右から強烈なスパイクを打ち込まれ、中盤まで主導権を奪いきれない。
だが日本は佐藤がサーブで崩して一歩リードすると、セッターの関が積極的にミドルの山田にトスを上げ、得点を重ねる。先にセットポイントを握った日本は、この日安定した決定率を誇る和田が確実に決めて連取した。
王手をかけた日本。第3セットも中盤まで15-15とまったく五分の展開になるも、佐藤の連続サービスエースが飛び出し一歩抜け出す。リードを5点に広げた日本は石川のスパイク、そして和田が両チーム最多となる20得点目を挙げ、最後はカナダのサーブがネットにかかり日本が無傷の3連勝を決めた。
次戦で日本は、日本時間9日(午前0時)にドミニカ共和国と対戦。試合間隔が短い過密スケジュールのなか4連勝を狙う。
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