バレーボールの『ネーションズリーグ』女子予選ラウンド第１週カナダ大会が現地６月８日に終了した。日本は初戦のオランダを皮切りに、セルビア、カナダ、そして最終戦・ドミニカ共和国に至るまで、１セットも失わず全勝で締めくくった。

【動画】鳥肌が立った！岩澤が魅せた魂のレシーブ

　そんな快進撃のなかでも、特に大きな注目を集めたのが８日に行なわれたドミニカ共和国戦だ。第２セットの19-20と１ポイントを追う場面で、両チームが譲らない壮絶なラリーを繰り広げた。

　この日代表デビューを果たしたリベロの岩澤実育が体を張ったレシーブを連発。相手も負けじと驚異的なディグで応戦。最後は佐藤淑乃がレフトから冷静に相手のブロックを利用し得点を決めた。
  　１分を超えるラリーの応酬に海外専門メディア『Volleyball World』が思わず反応。公式Xに動画を添えて、「息を吞むような展開！１分間のラリー。守備が抜群に良い」と驚きを記すと、世界中のファンが同映像をチェック。「日本のリベロは命懸けだ」「日本には世界最高のリベロがいることを証明している」「日本のセカンドリベロ！なんという堅実な守備」などと称賛の声があがった。

　日本国内のファンは「神レシーブ連発！」「佐野（優子さん）を越えるリベロだと思うよ」「鳥肌が立った」「これはマジでアツかった」と大熱戦の末に得たポイントに興奮気味だ。

　リベロの支えもあり、他チームを寄せつけず最高の形で香港ラウンドへ向かう日本。この勢いで昨年の銀メダル超えとなるか。次戦は、現地18日（日本時間18時）のタイ戦だ。

構成●THE DIGEST編集部

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