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「すごい人はたくさんいる。でも続けられない人もたくさんいる」村田諒太、里崎智也氏が語った、アスリートの活動資金

THE DIGEST編集部

2020.02.06

記者会見に出席したミクシィ木村社長、財団理事の島田氏、プロボクサーの村田、元プロ野球選手の里崎氏。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

記者会見に出席したミクシィ木村社長、財団理事の島田氏、プロボクサーの村田、元プロ野球選手の里崎氏。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

 資金調達がままならず、スポーツ選手としての夢をあきらめざるを得ないという状況を打開すべく、アスリートとファンがつながる、新しい資金援助の形、『Unlim(アンリム)』の記者会見が行なわれた。

 このサービスは、株式会社ミクシィが立ち上げた『一般財団法人アスリートフラッグ財団』が運営するアスリート支援活動で、登録したアスリートやチームにファンが寄付することによって、活動資金を得られるというもの。
 
 発表イベントにゲストとして登場したボクシングのWBA世界ミドル級王者の村田諒太、元プロ野球選手の里崎智也氏が、アスリートの活動資金について語った。

「自分は(ロンドン五輪の)金メダルという実績で、幸いプロデビューの最初からスポンサーがある状態で活動できたが、周りには自分よりすごい人、才能のある人はたくさんいた。でも続けられない人もたくさんいた」と、資金面がままならず、あきらめていく人を見てきたと村田は言う。プロであるにもかかわらず、ファイトマネーが5~10万くらいの試合を年に数回、チケット収入と主たる資金源は夜のバイト……といった生活をしていくうちに、目標を見失っていく人も多いのだそうだ。

「日本チャンピオンでも100万円程度。人によってはボクシングがバイトという逆転現象がおきてしまう」
 
 Unlimの事業について村田は、「新しい収益構造として、現状を打開できる可能性を感じている」とのこと。
 
 また、里崎氏は「プロはチームに所属しているので困っていないだろう、と思われがちだが、それは一部の選手。年俸以外の収入がないので、現役であるうちに資産形成をしておかないといけない。こういった資金源があれば、引退後に大学へ行きなおしたり、事業資金にもできる」と、セカンドキャリアにおける有益性をメリットとして挙げる。

「野球チームの単位で見ても、結局お金があるところが強いという状況になりがちだが、ファンの力で育てられるチームも必要。自分たちが野球界を変える、という想いでできるのがこのサービス」と話した。

 財団の理事の1人である、千葉ジェッツふなばし会長の島田慎二氏は「これによって、クラブやチームのスタッフの人件費も上げられる。良い人材を確保できれば、チームも魅力的になる」と語る。

「Unlimは、審査を通れば1日でできる。クラウドファンディングの登録、発信、返礼といった手間もなく、ファンも好きなアスリートやチームに全国どこからでも支援ができる」と、ミクシィ代表取締役社長の木村弘毅氏は自信を見せた。

 ウェブメディアとの協業も含めたこのサービス。開始は2月19日(木)となっているが、アスリートの登録は2月5日(水)よりスタートしている。

構成●THE DIGEST編集部
 

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