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F1参戦100戦目の角田裕毅、“0.692秒差”を埋められるか?「レッドブルは初表彰台を求めているわけではない」と海外メディア

THE DIGEST編集部

2025.06.13

100戦目を迎える角田(右)。フェルスタッペン(左)とのタイム差を縮めることができるか。(C) Getty Images

100戦目を迎える角田(右)。フェルスタッペン(左)とのタイム差を縮めることができるか。(C) Getty Images

 今週末に開催されるF1第10戦のカナダ・グランプリは、レッドブルの角田裕毅にとってF1参戦100戦目という節目の週末となる。

 2021年のデビューから5年目のシーズン、目標だったレッドブル昇格を果たした彼は、日本人F1ドライバーとして歴代最多出走数を更新中であり、今後さらなる飛躍を遂げることが期待される。昇格後は「RB21」の適応に苦労し、7戦で獲得ポイントが7に止まっていることで、周囲の見方は厳しさが増してきているが、評価を一変させる活躍をモントリオールで見せたいところである。

【動画】ソフトタイヤ連発の角田裕毅がファステストラップ&オーバーテイクで順位アップに成功!
 角田は、「今週、カナダに行くのを楽しみにしています。カレンダーの中でも特に好きなレースのひとつです。モントリオールの街も、雰囲気も好きだし、食事もショッピングも含めて、すごく楽しい場所です」と次なる戦いの舞台について彼らしく語った後、自身の100戦目にも言及した(オランダのF1専門サイト『RN365』より)。

「そして今週末は、F1での100戦目。ちょっと『クレイジー』な気分です。つい最近デビューしたばかりのような感じもするし、ずっとこれが自分の人生だったようにも感じます。ここまでの100戦全てが特別だったし、この競技に関われていることに感謝しています。100戦目に相応しい結果を出して、この節目を祝いたいです」

「スペインGP後には、バルセロナで2日間のしっかりしたテスト(ピレリの実施した合同タイヤテスト)を行ない、ミルトンキーンズのシミュレーターでも走り込みました。チームと一緒にハードワークを続けていて、レッドブルの車での走行経験もかなり積めています」と明かした彼は、苦しい戦いを強いられた3連戦の後の週末にはポジティブな展望を示している。

「予選をもっと上手くまとめる必要がありますが、そのために準備はしてきました。カナダの天気は予測が難しいですが、今回は比較的ドライで安定したコンディションになりそうなので、自分たちの目標達成に向けてプラスになると思います」
 
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