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ルクレールがフェラーリを見限る? 苦戦続く名門にドライバーから疑念&チーム代表更迭の噂が噴出と伊紙

THE DIGEST編集部

2025.06.13

なかなかタイトル獲得のチャンスに恵まれないルクレール。(C)Getty Images

なかなかタイトル獲得のチャンスに恵まれないルクレール。(C)Getty Images

 名門の復権がさらに遠のく可能性が出てきた。

 伊日刊紙『Corriere della Sera』は現地6月12日、F1で8シーズン目を送るシャルル・ルクレールのなかで、フェラーリに所属していてはタイトルを獲得できないかもしれない、との疑念が生じ始めていると報道。また、もうひとりのドライバーであるルイス・ハミルトンとチーム代表のフレデリック・バスール氏についても良い状況にはないと伝えた。

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 今季コンストラクターズランキング(チーム順位)では2位につけているフェラーリだが、首位マクラーレンとは約200ポイントもの差が開いている。また、ドライバーズランキングでもルクレールが首位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とほぼダブルスコアの5位、ハミルトンも6位と苦戦しており、今季のタイトル獲得は難しい状況だ。

 ルクレールにはチームと2029年まで契約が残っていると見られるが、モナコ人ドライバーの側近からはこの長期契約に対して疑問の声があがっており、新規定が始まる来季以降にフェラーリに見切りをつけ、ライバルチームへの移籍を検討する可能性があると同紙は示唆する。

 そして今季、フェラーリが名門復権に向け獲得したハミルトンからも「チームが自分の話を十分に聞いてくれない、チームから十分なフォローが受けられていない」との不満の声が噴出。これらのマネジメントのミスやコース上でのパフォーマンス不足に対する責任をバスール代表に問う動きも出ているという。

 現在ドライバーズタイトルにもっとも近いピアストリは今季だけですでに5勝、キャリア全体で7勝を収めているが、その全てがここ1年間で記録したものだ。ルクレールがキャリア7年間で記録した8勝をサマーブレイク前に更新する勢いであり、“勝てる”チームにいることがいかに重要かが分かる。

 長期契約を結んでいることからも分かる通り、ルクレールとフェラーリの関係はそう簡単に崩れ去るものではない。しかしこの状況が新規定後も続くようであれば、ライバルチームのシート状況次第でルクレールが移籍を検討する可能性も否定できないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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