現地６月13日、バレーボールネーションズリーグ男子の予選ラウンド第１週・第３戦（中国・西安）が行なわれ、世界ランキング６位の日本代表は、同12位のセルビアと対戦し、セットカウント３－０（25-20、25-23、26-24）でストレート勝ちした。
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　日本のスタメンには大宅真樹、大塚達宣、甲斐優斗、宮浦健人、村山豪、エバデダンラリー、そして小川智大が名を連ねた。石川祐希や高橋藍といった主力が休養などで不在のため、これまで控えに回っていた選手にとってはアピールのチャンス。この日は、国際大会の経験豊富な宮浦がチームを牽引し、両軍トップの19得点を挙げる活躍を見せた。

　一方、日本にストレート負けを喫し、嘆きが止まらなかったのは、セルビア日刊紙『Vecernje Novosti』だ。「日本代表は、宮浦健人が19ポイントを挙げるなど目覚ましい活躍を見せ、甲斐優斗とエバデダンラリーはそれぞれ９ポイントをマークした」と報じ、「セルビアは中国に続いてこの大会で２度目の敗北を喫した。日本の控え選手たちが強すぎた」と驚きを隠せなかった。
  　また、セルビア・メディア『Sportal』も失望感をあらわにしている。「今のセルビアには日本の速いバレーに対する解決策が見つからない」と実力の差を指摘。「セルビアはレセプションに苦しみ、サーブも期待通りの結果を残せなかった。（日本の）ロラン・ティリ監督は、この試合で主力選手を起用できなかったものの、素晴らしい手腕を発揮した」と称えた。

　中国大会は、ドゥシャン・ニコリッチやステファン・コケザなどを起用し、若手中心で臨んでいるセルビア。同メディアは「セルビアの若き選手たちは勇敢に戦ったが、厳しい状況を感じていた」とも伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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