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角田裕毅がまた最後尾か...Q2で11番手タイム記録するも、FP3のペナルティで痛すぎる“10グリッド降格”【F1カナダGP/予選】

THE DIGEST編集部

2025.06.15

最後尾からのスタートとなる見込みの角田。(C) Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地6月14日、第10戦カナダGP予選に臨み、Q2進出、11番手タイムを記録した。しかし同日のフリー走行3回目での違反で10グリッド降格が決まったため、最後尾からのスタートとなる見込みだ。

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 角田は前日のフリー走行では11番手タイム、15番手と苦戦した。そして予選と同日に行なわれた3回目ではトラブルに見舞われた影響からか、なかなか周回を重ねられず、20番手タイムで終えるなど、悪い流れがさらに加速した状況だった。

 そして、同セッション内で、赤旗中にスロー走行車(オスカー・ピアストリ/マクラーレン)を追い抜いたとして、予選開始時にペナルティが確定。10グリッドの降格と、ペナルティポイント2ポイントの加算(累計2)が決定した。

 迎えた予選Q1、前戦スペインGPでまさかの最下位20番手となった角田にとって、一つの正念場といえるセッションだったが、2回目のアタックで9番手タイムを記録。赤旗再開後のアタックでは大きくタイムを上げられなかったものの、辛うじて14番手で突破を決めた。

 Q2、ソフトタイヤを装着しコースインした角田は、1回目のアタックでミディアムタイヤのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から0.679秒差の9番手につけた。しかし最後のアタックでタイムを伸ばせず、11番手止まり。ペナルティにより、最後尾からのスタートがほぼ確実になった。

構成●THE DIGEST編集部
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