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「ツノダのベストな予選は日本GPだ」専門メディアが角田の苦戦をデータで紹介「統計上、フェルスタッペンにとって2番目に悪いチームメイト」

THE DIGEST編集部

2025.06.19

予選でのフェルスタッペンとのタイム差を厳しく指摘された角田。(C)Getty Images

予選でのフェルスタッペンとのタイム差を厳しく指摘された角田。(C)Getty Images

 専門メディア『GPblog』は現地6月17日、レッドブルの角田裕毅とマックス・フェルスタッペンのタイム差に関する記事を配信。レッドブルがコンストラクターズランキングで4位に沈んでいる原因のひとつとして角田の予選での苦戦ぶりを挙げた。

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 角田について、「統計上、マックス・フェルスタッペンにとって2番目に悪いチームメイト」と表現した同メディアは、これまでの予選での角田とフェルスタッペンのタイム差、その差のパーセンテージを以下のように紹介した。

日本GP 0.498秒(0.39%)
バーレーンGP 0.880秒(0.67%)
サウジアラビアGP 0.910秒(0.71%)
マイアミGP 0.739秒(0.58%)
モナコGP 0.540秒(0.49%)
スペインGP 0.587秒(0.52%)
カナダGP 0.464秒(0.41%)

 同メディアは以上の結果から、「ラップタイムが90秒近くになる鈴鹿サーキットで、わずかコンマ5秒の差だったのは、ツノダの力強いパフォーマンスと言えるだろう」と一定の評価を下した。

 さらに予選Q1で大クラッシュを喫したエミリア・ロマーニャGP以降のグランプリでは比較的接近していたものの、レッドブルにとってプラスになるような大きな進歩ではなく、「驚くことに、ツノダにとってベストな予選は依然として日本GPだ」と厳しい見方を示した。

 さらに同メディアは、昨季までシートを得ていたセルジオ・ペレスが解雇されたのは、シーズンを通してフェルスタッペンとの差が大きかったのが理由であるにもかかわらず、「ペレスは年間を通して、ツノダのこれまでで最高の週末よりも良いパフォーマンスを発揮していた」と伝え、「ペレスも(リアム・)ローソンもそうではなかったように、今のところツノダも適任ではないようだ」と断じた。

 クラッシュにより旧仕様のマシンでのドライブを余儀なくされていたにもかかわらず、予選Q3ではないとはいえ、フェルスタッペンとのタイム差を縮めている角田が、アップデート導入後の次戦オーストリアGPでどのような結果を残すか、注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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