F1専門メディア『F1 OVERSTEER』は現地６月18日、「レッドブル、カナダGPで無得点フィニッシュとなったユウキ・ツノダのF1での将来についてどう感じているか」と題した記事を配信。苦戦が続く角田の現状を評価しつつ、レッドブルが角田に対して依然として信頼を寄せていると伝えた。

【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目！ 　同メディアはポッドキャスト番組『The Inside Track』に出演したF1ジャーナリストのマーク・マジェンディ氏のコメントを紹介。カナダGPでの角田評と今後の予想を以下のように紹介した。

「予選は残念な結果だった。予選で良い結果を出さなければならないんだ。それができれば、Q3に進出して良いグリッドを獲得し、そこから何ができるかを見ることができるだろう」

「彼が後方から順位を上げた点については、ポジティブに評価しているし、それは素晴らしい。彼が混戦の上位争いのなかでそれを成し遂げられるかどうか？　僕はできると思う」

　また、今季レッドブルを追っている同氏は、チームの角田に対する評価にも言及。「チームには彼への信頼とサポートがある。リアム・ローソン（現レーシングブルズ）のような状況は２度と起こらないと思う」と断言した。

　とはいえ、「その信頼が2026年まで続くことはない」と同メディア。来季のマックス・フェルスタッペン（レッドブル）の相棒はアイザック・ハジャー（レーシングブルズ）が有力視されている状況だが、「今季はそのスタンスを変えるのに十分な時間がある」と来季のドライバー・ラインアップの不確実性を示唆した。

　今季いっぱいの残留がチーム顧問のヘルムート・マルコ博士から示唆されている角田。しかし来季以降のキャリアを考えると、上位争いができると証明する必要があるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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