パリ五輪のスケートボード男子ストリートで2大会連続の金メダルを獲得した堀米雄斗が現地6月28日、米ユタ州ソルトレークシティで開催のアクションスポーツの国際大会『Xゲームズ』の男子ストリートに出場し、通算6度目(ストリートで4度、ベストトリックで2度)の優勝を掴んだ。
今大会には堀米の他、Xゲームズで通算15個(ストリート11個、ベストトリック3個、リアルストリート1個)の金メダルを獲得している"絶対王者"ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)や過去に米メディア『Fox Weekly』の「史上最も影響力のあるスケートボーダー15人」にも選ばれたベテランスケーターのライアン・シェクラー、米カリフォルニア出身の期待の15歳ジュリアン・ アリアルディなど12人がエントリーした。
今回は「バンプ to レール(傾斜のあるセクションからレールに乗り移るもの)」や「ショータイム」と呼ばれる大きなセクション、また高難度だが技を仕込める小さめのレールなどが会場に用意された。その中で、12人の選手がそれぞれ3本ずつランを行ない、最も高い得点を出した1本のランで順位を競う形式だ。
ラン1本目、堀米はノーリー系の技で、まるで「AIのようだ...」と実況が表現するほどの完成度の高いライディングを次々と披露。安定した滑りで91ポイントを獲得し、暫定2位(暫定1位は93.00ポイントのヒューストン)につけた。
1本目、その他のライダーは今大会のセクションに苦戦し、同大会前に注目を集めたベテランのシェクラーも29.00ポイントと得点を伸ばせず、12人中5人が40ポイント以下というスタートとなった。
そんな中、会場を沸かせたのが、15歳のアリアルディだ。序盤からバックスミス(後ろトラックをレールに乗せ、前トラックは障害物の外側に浮かせた状態)やトレフリップ(360度キックフリップ)など、レジェンド揃いの試合で堂々たる演技を披露し、80点をマーク。ヒューストン、堀米に続き、暫定3位に躍り出た。
ラン2本目は、暫定2位の堀米が84.00ポイント、同1位のヒューストンは82.00ポイント、同3位のアリアルディは72.33ポイントをそれぞれマーク。堀米は、次のライディングでヒューストンがラン1本目で残した93点を上回るライディングを見せる事ができなければ、このまま試合が決まることになる。
ラン3本目はアリアルディが87.33ポイントをマーク。その後、登場した堀米は、トレフリップからスタートし、バック360ショービット、ノーリーノーズスライド、ノーリー360リップ→ノーリーフロントヒール、ノーリーバックノーズブラントなど、高難易度のトリックを最後までメイクし、会場を沸かせた。
【動画】Xゲームズで6度目V・堀米雄斗が披露した圧巻トリック!
今大会には堀米の他、Xゲームズで通算15個(ストリート11個、ベストトリック3個、リアルストリート1個)の金メダルを獲得している"絶対王者"ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)や過去に米メディア『Fox Weekly』の「史上最も影響力のあるスケートボーダー15人」にも選ばれたベテランスケーターのライアン・シェクラー、米カリフォルニア出身の期待の15歳ジュリアン・ アリアルディなど12人がエントリーした。
今回は「バンプ to レール(傾斜のあるセクションからレールに乗り移るもの)」や「ショータイム」と呼ばれる大きなセクション、また高難度だが技を仕込める小さめのレールなどが会場に用意された。その中で、12人の選手がそれぞれ3本ずつランを行ない、最も高い得点を出した1本のランで順位を競う形式だ。
ラン1本目、堀米はノーリー系の技で、まるで「AIのようだ...」と実況が表現するほどの完成度の高いライディングを次々と披露。安定した滑りで91ポイントを獲得し、暫定2位(暫定1位は93.00ポイントのヒューストン)につけた。
1本目、その他のライダーは今大会のセクションに苦戦し、同大会前に注目を集めたベテランのシェクラーも29.00ポイントと得点を伸ばせず、12人中5人が40ポイント以下というスタートとなった。
そんな中、会場を沸かせたのが、15歳のアリアルディだ。序盤からバックスミス(後ろトラックをレールに乗せ、前トラックは障害物の外側に浮かせた状態)やトレフリップ(360度キックフリップ)など、レジェンド揃いの試合で堂々たる演技を披露し、80点をマーク。ヒューストン、堀米に続き、暫定3位に躍り出た。
ラン2本目は、暫定2位の堀米が84.00ポイント、同1位のヒューストンは82.00ポイント、同3位のアリアルディは72.33ポイントをそれぞれマーク。堀米は、次のライディングでヒューストンがラン1本目で残した93点を上回るライディングを見せる事ができなければ、このまま試合が決まることになる。
ラン3本目はアリアルディが87.33ポイントをマーク。その後、登場した堀米は、トレフリップからスタートし、バック360ショービット、ノーリーノーズスライド、ノーリー360リップ→ノーリーフロントヒール、ノーリーバックノーズブラントなど、高難易度のトリックを最後までメイクし、会場を沸かせた。
【動画】Xゲームズで6度目V・堀米雄斗が披露した圧巻トリック!
関連記事
- 【PHOTO】大逆転で五輪連覇!スケートボード男子ストリートの堀米雄斗を厳選ショットで特集!
- 【サーフィン】世界ランク3位の五十嵐カノア、CT第9戦でブラジルの難波を攻めるも9位敗退...米サーファーに逆転許す
- 【サーフィン】五十嵐カノアが世界ランク3位浮上...残り3戦で栄冠に挑む。第8戦のライディングに称賛の嵐「昨年のイガラシとは明らかにスピードが違う」
- 「サーファーが罰金や投獄の対象」香港の神童、将来はスイスから五輪出場? “サーフィン禁止令”の強化を地元紙が憂慮「有望なスターを失うのは残念」
- 【PHOTO】パリ五輪にも出場!米国際大会で初優勝し、日本人初の快挙を成し遂げたスケートボード・永原悠路を特集!