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モータースポーツ

「到底許されないレベル」「どん底なのは明らか」 オーストリアGPの角田裕毅を、各国メディアは軒並み低評価...一方で「悪いのはRB21」と擁護も

THE DIGEST編集部

2025.07.02

各国メディアから厳しい評価が下された角田。(C)Getty Images

各国メディアから厳しい評価が下された角田。(C)Getty Images

 F1第11戦のオーストリア・グランプリで、レッドブルの角田裕毅は2周遅れの16位に終わり、4戦ぶりのポイント獲得はならなかった。

 チームのホームレースで“反撃”を開始したい角田だったが、好感触を掴んだフリー走行から一転、予選ではペースとバランスを欠いた「RB21」のコントロールに手を焼き、あえなく18番手でQ1敗退。決勝では一時ポイント獲得の可能性も生まれたものの、レース中盤でフランコ・コラピント(アルピーヌ)との接触で過失を問われて10秒ペナルティーで望みは潰え、完走車の中では最下位でのフィニッシュを余儀なくされている。

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 またしても失意の週末を過ごした日本人ドライバーに対しては、当然ながら各国専門メディアから厳しい評価が下され、英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』 は10点満点の採点で「3.5」を与えて、「ツノダにとって、またしてもショッキングなレース。本人はレース後に『まるで初めてF1をドライビングしたようだった』と語っており、その自己評価は妥当と言える」と寸評を綴った。

 一方、『RACE FANS』の採点はさらに低い「2」で、「予選は結果ほど悪くなかったが、レースは酷かった」と短く角田の週末を振り返り、『MOTORSPORT WEEK』は「過去5戦で3度目のQ1敗退。しかもチームのホームレースで、レッドブルとしては史上最低の予選順位となり、ツノダはまたしても劣勢に立たされた。決勝でも、ターン4でコラピントと接触してタイムペナルティーを科せられるなど自らの首を絞める結果となり、またしても彼にとっては忘れたい週末となった」として、「3」を付与している。

『TOTAL MOTORSPORT』は「4」としたものの、それでも及第点からは程遠く、寸評は「今週末のツノダは散々だった。ペースに苦しみ、ミスを重ね、さらにコラピントをスピンさせたためペナルティーも受けた。まさに忘れたい週末」と非常に厳しい内容に。同国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』に至っては「2」止まりで、やはり総括もネガティブなものとなった。

「ツノダにとって、まさに最悪の週末だった。Q1敗退に始まり、決勝ではおそらくフェルスタッペン不在の中で自身が結果を出さねばというプレッシャーもあったのだろうが、ミスが続いた。ランス・ストロール(アストンマーティン)との接触については、非がないと判定されたものの、その後はコラピントのリアタイヤに突っ込んでしまい、すでに悪かったレースをさらに酷いものにしてしまった。これでペナルティーを受け、唯一の2周遅れでフィニッシュ。ツノダの『レッドブルでの悪夢』は続いている」
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