7月10日、バレーボールの最強国決定戦「ネーションズリーグ」は女子の予選ラウンド第3週・千葉大会の第2戦が行なわれ、前回銀メダルの日本(世界ランク5位)は東京五輪4位の韓国(同34位)にセットカウント3-0(25-21、27-25、25-22)で完勝。通算成績を8勝2敗とした。
他会場の結果により試合前に決勝ラウンド進出を確定した日本は前日のフランス戦からスタメンを大きく変更。代表最年少の18歳・秋本美空を初めて先発に抜てきした。佐藤淑乃、和田由紀子は変更せず、セッターは中川つかさを起用。ミドルブロッカーは荒木彩花と山田二千華。リベロは西村弥菜美を据えた。キャプテンの石川真佑はベンチからスタートした。
第1セットから日本が主導権を握り左右から和田、佐藤が強打を炸裂。和田の90キロ台中盤の弾丸サービスエースが決まるなど15-11とリード。レフトから秋本がスパイクを叩き込み、この試合初得点。さらに荒木のブロックポイントで日本が先に20点目を挙げると、続けて秋本が再びレフトから難しい角度を決め切り2点目をマークする。先にセットポイントを奪った日本は途中出場の北窓絢音が相手のブロックアウトを誘い先取した。
第2セットも日本の若い攻撃陣がコート上を躍動する。日本がリズム良く得点を重ねてリードを拡大させると、秋本が相手のレシーブをパワフルなスパイクで弾き飛ばす。さらにボールをつないだ日本は再び秋本がレフトからブロック2枚をぶち抜き連続得点。10-5と点差を広げる。秋本に負けじと佐藤も左から打点の高いアタックで得点を挙げる。終盤、韓国が反撃して24-24の同点に追い付かれるが、直後に秋本が1枚ブロック。流れを食い止めると、日本が押し切り白熱のデュ―スを制した。
第3セットは互いに1点ずつを取り合う互角の展開となる。秋本のスパイクが止められ、韓国が連続得点を収め一歩リードし、日本は17-20とビハインド。だが和田がライトから一発決めると、佐藤、再び和田の連続得点で日本が同点。さらに途中出場の北窓がサーブで崩すと、荒木がねじ込んで日本が4連続得点。21-20で逆転する。怒とうの連続得点で24-21とマッチポイントを握ると、最後は山田のAクイック攻撃が見事に決まり日本がストレートで快勝した。
5大会連続で決勝ラウンド進出を確定した日本は予選ラウンドは残りポーランド戦(12日)、ブラジル戦(13日)の2試合のみ。ポーランドで開催される決勝ラウンドの初戦である準々決勝(7月23日~24日)は「予選1位vs同8位」「同2位vs同7位」「同3位vs同6位」「同4位vs同5位」とそれぞれ戦うため、予選ラウンドの順位を一つでも上げることが2大会連続のメダル獲得へ重要になる。
<バレー日本女子のVNL予選ラウンド>
■第1週 カナダ・オタワ
第1戦 ○3-0オランダ
第2戦 ○3-0セルビア
第3戦 ○3-0カナダ
第4戦 ○3-0ドミニカ共和国
■第2週 香港
第5戦 ○3-2タイ
第6戦 ●2-3イタリア
第7戦 ●1-3中国
第8戦 ○3-0チェコ
■第3週 日本・千葉(25年7月9日~13日)
第9戦 ○3-0フランス
第10戦 ○3-0韓国
第11戦 ポーランド
第12戦 ブラジル
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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他会場の結果により試合前に決勝ラウンド進出を確定した日本は前日のフランス戦からスタメンを大きく変更。代表最年少の18歳・秋本美空を初めて先発に抜てきした。佐藤淑乃、和田由紀子は変更せず、セッターは中川つかさを起用。ミドルブロッカーは荒木彩花と山田二千華。リベロは西村弥菜美を据えた。キャプテンの石川真佑はベンチからスタートした。
第1セットから日本が主導権を握り左右から和田、佐藤が強打を炸裂。和田の90キロ台中盤の弾丸サービスエースが決まるなど15-11とリード。レフトから秋本がスパイクを叩き込み、この試合初得点。さらに荒木のブロックポイントで日本が先に20点目を挙げると、続けて秋本が再びレフトから難しい角度を決め切り2点目をマークする。先にセットポイントを奪った日本は途中出場の北窓絢音が相手のブロックアウトを誘い先取した。
第2セットも日本の若い攻撃陣がコート上を躍動する。日本がリズム良く得点を重ねてリードを拡大させると、秋本が相手のレシーブをパワフルなスパイクで弾き飛ばす。さらにボールをつないだ日本は再び秋本がレフトからブロック2枚をぶち抜き連続得点。10-5と点差を広げる。秋本に負けじと佐藤も左から打点の高いアタックで得点を挙げる。終盤、韓国が反撃して24-24の同点に追い付かれるが、直後に秋本が1枚ブロック。流れを食い止めると、日本が押し切り白熱のデュ―スを制した。
第3セットは互いに1点ずつを取り合う互角の展開となる。秋本のスパイクが止められ、韓国が連続得点を収め一歩リードし、日本は17-20とビハインド。だが和田がライトから一発決めると、佐藤、再び和田の連続得点で日本が同点。さらに途中出場の北窓がサーブで崩すと、荒木がねじ込んで日本が4連続得点。21-20で逆転する。怒とうの連続得点で24-21とマッチポイントを握ると、最後は山田のAクイック攻撃が見事に決まり日本がストレートで快勝した。
5大会連続で決勝ラウンド進出を確定した日本は予選ラウンドは残りポーランド戦(12日)、ブラジル戦(13日)の2試合のみ。ポーランドで開催される決勝ラウンドの初戦である準々決勝(7月23日~24日)は「予選1位vs同8位」「同2位vs同7位」「同3位vs同6位」「同4位vs同5位」とそれぞれ戦うため、予選ラウンドの順位を一つでも上げることが2大会連続のメダル獲得へ重要になる。
<バレー日本女子のVNL予選ラウンド>
■第1週 カナダ・オタワ
第1戦 ○3-0オランダ
第2戦 ○3-0セルビア
第3戦 ○3-0カナダ
第4戦 ○3-0ドミニカ共和国
■第2週 香港
第5戦 ○3-2タイ
第6戦 ●2-3イタリア
第7戦 ●1-3中国
第8戦 ○3-0チェコ
■第3週 日本・千葉(25年7月9日~13日)
第9戦 ○3-0フランス
第10戦 ○3-0韓国
第11戦 ポーランド
第12戦 ブラジル
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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