2025年７月14日に開催されたバレーボールの最強国決定戦「ネーションズリーグ（VNL）」。女子の予選ラウンド最終日、フランスにストレート負けした韓国は通算成績１勝11敗で18チーム中最下位となり、VNLからの降格が決まった。

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　この結果を受け、韓国メディアは厳しい論調を展開。「最低２勝で生存を目指したが、わずか１勝に終わった惨状だ」（ファイナンシャルニュース）、「構造的な失敗の当然の帰結だ」（マニアレポート）などと断じ、４位入賞の東京五輪からわずか数年で弱体化した現実への危機感を示した。特に問題視されたのは、今大会の成績が１勝11敗、勝点５、セット率0.314という低調ぶりで、同勝点のタイにセット率で劣って最下位に沈んだ事実だ。
  　急激な失速の一因は、世代交代の失敗にある。国内女子バレーの裾野が狭く、「育成・強化・代表」の流れが断絶している現状があり、根本的な改革が不可欠に映る。SNS上では韓国のファンが反応しており、「年俸１億6000万ウォンもらってこの実力？」「大学生でももう少しできるだろう」「韓国女子バレー滅亡」などといった投稿が相次いだ。

　また、「日本はここまで強いのに、なぜうちは？」と、かつてのライバルである日本（今予選３位）との明確な実力差にショックを受ける声も。改革の遅れが招いた結果であり、今まさに韓国女子バレーは岐路に立たされている。
 
構成●THE DIGEST編集部

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