バレーボール

「プレーできないわけではない」右肩痛告白の石川祐希が軽傷を強調。アメリカ戦出場に意欲「いいパフォーマンスをしたい」【男子バレー】

大田更紗(THE DIGEST編集部)

2025.07.19

ブラジル戦を欠場した石川祐希(右)。この日は高橋藍(左)がキャプテンを務めた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 7月18日、「買取大吉バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会」男子の予選ラウンド第3週・第3戦(千葉ポートアリーナ)が行なわれ、日本代表はブラジルにセットカウント0-3(21-25、23-25、26-28)で敗れ、通算7勝4敗とした。
【画像】怪我の影響で欠場も…ブラジルと戦う日本をサポートした石川祐希を特集!

 16日のアルゼンチン戦後に右肩の痛みがあることを打ち明けた主将・石川祐希は、この日のブラジル戦をロラン・ティリ監督の判断で欠場。試合後のインタビューに応じ、「昨日肩が痛いと言ったが、別にプレーができないとか、パフォーマンスが上がってこないとか、そういったことではない」と軽傷を強調した。
 
 この日は、セットカウント3-0、もしくは3-1で勝てば決勝ラウンドへの進出が決まる大一番だったが、持ち越しとなった。「アメリカ戦で勝ち切らなければファイナルが怪しい。そこにしっかりコンディションを調整して、いいパフォーマンスをしたい」と20日のアメリカ戦に向けて意欲を燃やした。

 新戦力の台頭にも期待がかかる。29歳のエースは、「ブラジルも、他の国も若い選手が非常にこのネーションズリーグは活躍しているし、多くスタメンで出ている」と言及したうえで、「日本は今日も若い選手が出ていた。彼らの経験値が上がれば、日本も強くなってくる」と若手の国際経験の重要性を説いた。

取材・文●大田更紗(THE DIGEST編集部)

【記事】男子バレー期待の新戦力は204cmの超大型ミドルブロッカー。アルゼンチン戦スタメン出場で"攻めの姿勢"をアピール「勝ちにこだわろうと」【ネーションズリーグ】

【男子バレー】西田有志が妻・古賀紗理那と別居婚→同居して感じた変化。代表休養で漏らした本音「常に葛藤はあった」

【画像】イケメンすぎてドキドキしちゃう!日本バレー界の至宝・高橋慶帆が会見でみせた貴重ショットをお届け!