また、オランダのF１専門サイト『RN365』も「レッドブルが再び苦戦するなか、ツノダにとってまたしても実りのない週末となった。フェルスタッペンに肉迫するなかでのQ１敗退は不運だったと言えよう。それでも、いくら車が扱いにくかったとはいえ、レッドブルであれば、ハースやウィリアムズ、ザウバーぐらいは追い抜けて当然だろう」と指摘。採点は「４」止まりだった。 　そして最も低い「２」を与えたスペインのF１専門サイト『F1i.com』は、「パワーユニットのコンポーネント交換により、決勝はピットレーンスタート。通常なら、これでポジションを上げられそうに思えるが、結果は違った。ベルギーGPでQ３進出を果たし、少し希望が見えたものの、また元の状態に戻ってしまい、今回も後方に沈む苦しいレースとなった。ハンガリーでも流れは変わらず、またしても期待外れの結果に終わった」と、角田の苦しい週末を振り返っている。

　最後に英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、ランキング形式の評価で日本人ドライバーを実際の順位よりは高い「13位」に。その根拠として「Q１敗退は、一見すると最悪の結果に思えるが、フェルスタッペンとのタイム差はわずかで、両者ともグリップ不足に苦しんでいた点を考えると、これはツノダにとってレッドブル加入後、最高の予選パフォーマンスと言える。本人も『ポジティブで、自分が前進している証拠』と語っている」と予選での好パフォーマンスに言及。ただ決勝レースについては厳しい総括となった。

「残念ながら、ピットレーンスタートとなったため、最初から厳しい展開に。第２スティントでソフトタイヤを選んで攻めに出たが、それによって２回のピットストップが必要になり、流れを変えられなかった。14番手より上の順位を走る時間はなく、フラストレーションの残る午後となった」

構成●THE DIGEST編集部

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