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競馬

翌年のクラシック戦線に直結 将来性豊かな若駒トップ候補はアンドゥーリルで堅い!?【ホープフルS】

三好達彦

2025.12.26

 ラヴェニュー(牡/栗東・友道康夫厩舎)が追い切り後に出走回避を表明したため、対抗はひと捻りしてフィエールマン産駒のフォルテアンジェロ(牡/美浦・上原佑紀厩舎)を取り上げたい。9月の新馬戦(中山・芝1800m)は道中5番手を進み、直線で前を行く馬をクビ差捉えて快勝した。

 2戦目となった百日草特別(1勝クラス、東京・芝2000m)は5頭立ての超スローペースという特異なシチュエーションにはまってしまい、前の馬を差し切れず2着に終わった。しかし上り32秒8という切れる脚が使えるのが分かったことの収穫は大きく、デビュー戦で中山を経験しているのもプラス材料。アンドゥーリルの逆転候補として期待したい。
 
 以下、3着以内の候補として挙げたいのは4頭。京都2歳ステークス(GⅢ、京都・芝2000m)の1、2着馬であるジャスティンビスタ(牡/栗東・吉岡辰也厩舎)とアスクエジンバラ(牡/栗東・福永祐一厩舎)。芙蓉ステークスを制し、その際に芝2000で最速の持ち時計(2分00秒4)を記録したウイナーズナイン(牡/栗東・小栗実厩舎)。萩ステークス(L、京都・芝1800m)で高いレースセンスを感じさせたバドリナート(牡/栗東・松永幹夫厩舎)。ここまでを幅広く狙いたいが、なかでも強調したいのは京都2歳ステークスを極上の切れ味をもって直線一気で制したジャスティンビスタである。

 最後に最大の穴馬として、未勝利戦(東京・芝2000m)を勝ったばかりの1勝馬に過ぎないが、その際の末脚(上り33秒6)が光ったオルフセン(牡/美浦・斉藤誠厩舎)をピックアップしておきたい。

 なお、GⅢの札幌2歳ステークス(芝1800m)勝ち馬のショウナンガルフ(牡/栗東・須貝尚介厩舎)は、スピード競馬への適性に疑問符が付くため評価を下げた。

文●三好達彦

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