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ラグビー

「自分は努力型」京大医学部×ラグビー代表 異色の二刀流エリートがU23日本代表入りの衝撃「何とか両立しています」

THE DIGEST編集部

2026.04.04

 役目は司令塔のスタンドオフを主戦場とし、最後尾のフルバックも担う。このほど一緒にプレーする各人の技術、身体能力に感銘を受ける。

 特に、同学年の同ポジションにして明大で学生王者となった伊藤龍之介には、「同じフォームで前も、後ろも、飛ばし(長距離)も放れる」というパス能力を思い知らされた。天を仰ぐだけではない。最適なプレー選択の基盤となる「理解度」については、こちらに一日の長があると言いたげだ。
 
 ライバルにあたる伊藤も、大鶴のインテリジェンスを垣間見る。U23日本代表は、似たポジションの人同士でやりとりをするアプリを運用。そのツール内での会話内容を思い返し、「自分が言うのはあれですけど、賢いというか、理解が早いな」と頷く。

 ヘッドコーチのエディー・ジョーンズは、自ら「京都ジョー」というあだ名をつけた青年へこうエールを贈る。

「自分たちが普段いるところよりもハイレベルな舞台で揉まれると、(プレーヤーは)一気に成長する。彼のバックグラウンドを見ていると、このツアーで成長してくれるのでは(と予想できる)」

 今回、所属大学の事情によって選出できない実力者がいることへは「皆さんご存知の通り、大学ラグビーは日本ラグビーがコントロールできるところではない」と述べつつ、このU23日本代表が自身の教える正代表へのパスウェイになりうることを強調する。

「個々の選手には日本代表レベルで十分プレーする能力があるところを見せて欲しい。2027年(ワールドカップオーストラリア大会)に向けて、来年(のスコッド編成)に向けて、層が足りていないポジションもいくつかありますので。(そのひとつは)スタンドオフです」

 ジョーンズは、練習での選手の働きが要求水準に満たなければ怒ってセッションを切り上げがち。父とのミーティングや長時間の勉学を肥やしにした大鶴は、「エディーさんに明確な基準があって、クリアしていれば本当に褒めていただけますし」と涼しい顔だ。このグループにぴったりの人間が世に認知された。

取材・文●向風見也(ラグビーライター)

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