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格闘技・プロレス

スターダム無観客試合、岩谷麻優が鹿島沙希を返り討ち!「負ける姿は浮かばなかった」

どら増田

2020.03.09

新型コロナウイルスの影響を受け、試合は無観客で行なわれた。

新型コロナウイルスの影響を受け、試合は無観客で行なわれた。

 試合後、岩谷は「鹿島沙希とのシングルマッチ、過去に2回連続で負けてるんで、今日こそ絶対勝ちたいという気持ちもあったし、鹿島沙希が復帰してずっとSTARSの仲間としてプライベートでもいつも一緒にいた人から裏切られるとは思ってなくて、向こうも覚悟があって裏切ってきたんでしょうけど、まさかこういう因縁が付く形でシングルマッチをするっていうのが、考えてなかった。ここで岩谷麻優は負けるわけにはいかないです。自分でルール提示したし、こんなところで負けてられないですよ。今日ホントは赤いベルトかけてもよかったんですけど、自分は赤いベルト防衛するっていうよりも、アイツを無茶苦茶にして勝ちたいっていうのがあったんで今回はかけなかった。いまの大江戸隊にいる鹿島沙希のほうが荒々しいと言うか、結構怖かったですね。なんか腹立つしムカつくし、大嫌いですけど、試合相手としてはすごい成長したなって思いました。やってて楽しかったです。でも自分が試合してて、自分が負けるっていう姿は試合中一切浮かんでこなかったんで、自分の余裕勝ちかなって思いますね」と試合を振り返り、完勝に安堵の表情を浮かべると、最後は「みんな不安もあったと思うんですけど、初めてスターダムを見る方もいたと思うので、逆に無観客で生配信できたことは逆にいいことだったんじゃないかなと思います」と史上初の試みについての考えを笑顔で語り、控室に戻っていった。
 
 木谷高明オーナーは「みんなよくやってた。ちょこちょこ画面越しでも見てたんですけど違和感はなかった。やる側の問題で、見てる側は問題なかったんじゃないですかね。選手は(観客の)リアクションがあるないは影響あったと思う。このご時世でこんなことを言うのもなんですけど、成功だったと思う。いろいろと可能性が見えた」と今大会に手応えを感じた様子。「ユニークユーザーが3~4万人はいたんじゃないかな。たくさんの方に初めてスターダムを見てもらえたので、やって良かった」と続け、3.24後楽園大会については「14日までの自粛要請ですから、政府の発表などを受けて検討していきたい」と開催未定になっている大会についても「出来るところはやりたい」スタンスで検討していく。

◎スターダム
『ロストディケイド Presents NO PEOPLE GATE』
▽8日 東京・後楽園ホール 最多同時視聴数 約12,000人 累計67,182人
▼ランバージャックデスマッチ
○岩谷麻優(17分43秒 片エビ固め)鹿島沙希●
※ムーンサルトプレス

取材・文●どら増田(スポーツライター)

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