「４日間を通しての課題でしたね。家に戻ったら、試合の動画を見て、どういうときにどういう動作をしているのかを分析して研究します！」

　単にストロークだけではなく、アドレスへの入り方や、ラインの読み方、間の取り方などをじっくりと観察し、どのような動きをしたときにいいパッティングをしているのかを見つけ出す覚悟だ。
  　今年の５位タイは昨年の２位タイには及ばなかったものの、トップとの差は３打差から２打差に縮めることができた。また、通算９アンダーは、ジャンボ尾崎を師匠とする同門の西郷真央、笹生優花と同スコアであり、先輩としての面目も保つこともできた。今季開幕戦でまずまずのスタートを切ったのは間違いない。次戦がいつになるかまだ決まっていないが、最後まで優勝争いに絡めるように、再びトレーニングとパットの練習に明け暮れるつもりだ。

取材・文●山西英希

著者プロフィール／平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。

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