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格闘技・プロレス

RIZINで江幡塁が“親友”三浦春馬さんに捧げる勝利!「僕の生きざまはリングで見せる」

どら増田

2020.08.10

「目の前が見えないぐらい、つらくて…」と素直な気持ちを言葉にした江幡。(C)RIZIN FF

「目の前が見えないぐらい、つらくて…」と素直な気持ちを言葉にした江幡。(C)RIZIN FF

 インタビュースペースで江幡は「もう少しスカッと勝ちたかったけど、RIZINでの闘い方を勉強できたので、今後もRIZIN、新日本キックボクシング、ムエタイと闘っていきたい」と語り、現在保持しているKNOCK OUTスーパーバンタム級王座の防衛戦に関しても「していきたい」と明言した。

 RIZINをベースに新日本キックやKNOCK OUTと3つのリングで、キックボクシングを通してメッセージを残していきたいという考えだ。春馬さんの訃報はかなりショックだったようで、「パニック状態で練習ができる状態じゃなかった」そうだが、「格闘家なので戦わないと、と思った」と兄の睦をはじめ、周りのサポートに支えられながら切り替えて臨んだという。
 
 榊原信行CEOは「実際、随分前から8月に出場するという話があったが、ご友人に不幸があって、取りやめになるのかなと思ったら、伊原会長から『行かせてくれ』と強い言葉をいただいて、本人もそれが自分の親友に対する手向けになると言ってくれたんで、気持ちのこもったいい試合だったと思いますし、親友に対する強い思い。大変だったと思いますけど、強い意志で出てきて、その道を選んだだけのことはある素晴らしい試合でした」と称賛。

「僕たちの心の中には春馬がいるし、一緒に戦ってくれていると思う」

 江幡兄弟と春馬さんの夢はまだ終わっていない。

◆RIZIN◆
『RIZIN.22』
2020年8月9日 観衆 2805人
神奈川・ぴあアリーナMM
▼RIZINキックボクシングルール(肘無し / 3分3R 延長1R)
○江幡塁(判定 3-0)植山征紀●

文●どら増田
 

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