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格闘技・プロレス

新日本『G1』Aブロック、飯伏幸太が3年連続決勝進出!オスプレイがオカダと決別の事件発生!

どら増田

2020.10.17

決勝進出した飯伏は、Bブロックから「3人誰が来ても対策はできてる」とコメントを残した。(C)新日本プロレス

決勝進出した飯伏は、Bブロックから「3人誰が来ても対策はできてる」とコメントを残した。(C)新日本プロレス

 メインイベントでは、勝てば決勝進出のジェイと、両国国技館メインイベント初登場という石井智宏が対戦。試合は序盤からジェイがペースを渡さず、ブレードバスターなど投げ技を連発。石井が痛めている右膝を目掛けて打撃を打ち込んでいく。悶絶する石井。石井が隙を突いて反撃を試みるも裏投げで打ちつけられてしまう。ジェイは石井の足をロープにかけてエプレンからドラゴンスクリュー。

 苦しむ石井は、雪崩式ブレーンバスターから、ヘッドバットをジェイに放つも、ジェイはリング中央でITOで石井の右膝を捕獲。石井は何とかロープブレイクする。石井がここから巻き返すが、ジェイは石井をレッドシューズ海野レフェリーに投げると、マネージャーの外道が介入。一人でまとめて一掃した石井に、ジェイはローブロー、そしてブレードランナーを決めようとするが、石井はスタナーで切り返すと、ラリアットで、再び乱入した外道とジェイを吹っ飛ばし、垂直落下式ブレーンバスターでカウント3。この結果、飯伏がAブロック単独首位となり、18日の両国大会でBブロックの首位と対戦する。

 試合後、大荒れのジェイは「飯伏、お前は胸を張ってAブロック1位と呼べるのか? 全部運で勝っただけじゃないか。俺が負けたのも全てレフェリーのせいだ! もうこれは明らかに会社が仕組んだものだ」と諦めきれない様子。「もしEVILが1位通過したら、頑張ってくれよ。(皮肉めいたトーンで)俺は絶対にお前を応援する。だけどレフェリーには十分用心しろよ。あいつらはバレットクラブが大嫌いだからな。俺のものになるはずだったのに、飯伏に横取りされた。クソ…でも俺が誰か忘れない方がいいぞ」とEVILが決勝に進出した場合、何やら考えているようだ。
 
 大会史上初の3年連続優勝決定戦進出を果たした飯伏は「これで優勝して、僕の目標である2年連続優勝。必ず成し遂げて見せる。明日、誰が上がって来るのか待ってる。絶対、逃げない!負けない!諦めないから!これで優勝して、僕は本当の神になります。何年も言ってるけど、気持ちは絶対に諦めない。気持ちを見てもらいたい。きょうも気持ちで勝ったと思ってる。今、こういう状況でプロレスができるということ。これは諦めないから。僕は諦めなければもっともっとプロレスも広がっていくし、優勝すれば僕の発言力も増すと思うので。(足のダメージは)関係ないですね。ダメージは多少ありますけど、そんなこと言ってられないので。明日、誰が来るかわからないけど、その選手もダメージを追うかもしれないし。条件としては変わらないかなと。何度も言うけど、僕は…逃げない!負けない!諦めない!そして裏切らない!誰が来てもいいけど、久々に内藤哲也とやってみたいかな。3人誰が来ても対策はできてるんで、誰でもいいですよ。誰が来ても気持ち。負けない気持ちですよ」と強い気持ちを胸に決勝を制し、2連覇達成することを誓った。

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス30』
2020年10月16日
東京・両国国技館 観衆 2863人
▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)
<6勝3敗=12点>●ジェイ・ホワイト(24分35秒 エビ固め)石井智宏○<4勝5敗=8点>
※垂直落下式ブレーンバスター
<7勝2敗=14点>○飯伏幸太(12分17秒 片エビ固め)タイチ●<4勝5敗=8点>
※カミゴェ
<6勝3敗=12点>●オカダ・カズチカ(1分02秒 エビ固め)ウィル・オスプレイ○<6勝3敗=12点>
※ストームブレイカー

文●どら増田
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