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格闘技・プロレス

【TTT】ガッツ石島、“CRAZY KID”竹田誠志も合流した「渡鳥連合」に屈辱連敗…「12月は倍にして返す」

萩原孝弘

2020.11.16

メインイベントでは佐山がマスクドミステリーと対戦し、勝利を収める。

メインイベントでは佐山がマスクドミステリーと対戦し、勝利を収める。

 納得いかず暴れるガッツ軍を蹴散し、意気揚々とマイクを手にする渡鳥連合。竹田も「何故俺を呼んだ!?」とデスマッチファイターとして名を馳せる実力者は秀旺に問いかけるも「何となく楽しかったよ。また呼んでください」と渡鳥に興味深々。塚本は「竹田のために歌ってくれ」とリクエストし、これを受けた秀旺はリング中央でスポットライトを浴びながら玉置浩二の「メロディ」を熱唱。プロレス界唯一無二の存在感を見せつけリングを降りた。

 試合後も「今このプロレスっていうものの幅を狭くしてる連中、例えば世の中のネットの書き込みなどには一切屈しない。俺たちはこのプロレスというジャンルを広めようと活動してる」と理念を説明。また「今日は助っ人の竹田誠志だが、正式加入でやっていく」と勢力拡大も宣言し「これからの渡鳥連合はストロングスタイルを追究していくから。超ストロングスタイル。身体と身体のぶつかり合いのプロレスやってくから。凶器とかは今日で最後だ」とうそぶいた。

 今回も大将でありながら黒星を喫してしまったガッツは「汚い手を使いやがって!2連敗した借りは12月絶対倍にして返してやる!」と、興奮状態でリベンジを誓った。
 
ミステリーvs佐山のシングルは佐山が劇勝

 前大会でタッグながらTTTの重鎮マスクドミステリーのチョークスラムの前に苦汁をのんだ次世代エース佐山駿介は今回、メインでミステリーとシングルで決着戦。佐山はチョークスラム対策と重みを増した得意のキックに磨きをかけ、14分弱の熱戦に幕。次戦はビッグネーム#STRONG HEARTSのCIMAとシングル対決が決定した。

 秀旺VSガッツ含め「おもちゃ箱を引っくり返したようなプロレス」が目白押しの次回大会は12月5日新木場。インディならではのカオス感溢れるTTTに要注目だ。
 
<11月14日 東京・新木場1stRing 観衆140人(札止め)>

取材・文●萩原孝弘

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