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格闘技・プロレス

【根岸S】馬券圏内から外れたのは2回だけ、信頼度が高いレッドルゼルが有力か

三好達彦

2021.01.30

 その他に挙げられるのは、以下の伏兵たちだろう。

 ただ、アルクトス(牡6歳/美浦・栗田徹厩舎)を伏兵と呼ぶのは失礼かもしれない。昨年11月のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ、盛岡・ダート1600m)をレコードタイムで圧勝しているからだ。前走のチャンピオンズカップ(GⅠ)で9着に敗れたことと、斤量が59㎏になることで人気を落とすだろうが、実績は上位にランクされるだけに、逆転劇を起こしても不思議はない。
 
 オルフェーヴル産駒のヘリオス(セン5歳/栗東・寺島良厩舎)は、気性の難しさがウィークポイントだったが、去勢してからは成績が安定。根岸ステークスと同条件の霜月ステークスを快勝して、ようやく重賞の舞台へと上がってきた。スムーズなレースができれば能力的には上位馬と大差ない。

 最後に注目馬として挙げておきたいのが、18年のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)の覇者であり、これがダート初挑戦となるステルヴィオ(牡6歳/美浦・木村哲也厩舎)。馬場適性は未知数ながら、パワフルなフットワークが特長の本馬ならダートでも、と思わせる。昨年、史上最年少での関東リーディングジョッキーとなった横山武史騎手の手綱捌きも含めて魅力いっぱいの存在だ。

文●三好達彦

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