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モータースポーツ

「日本人として最初のウィナーになりたい」野望を抱く角田裕毅、首脳や同僚からの評価は?

THE DIGEST編集部

2021.02.21

 そして角田は、「F2は非常に有益な経験で、F1という次の冒険を始めるための良いウォームアップだった」と昨季を振り返り、最高峰の舞台での新たな挑戦については「とても楽しみ。特に、鈴鹿(日本グランプリ)で母国のファンの前でレースをするのを楽しみにしている。自分の国を代表する機会を得られて、とても嬉しい。そして、多くのスーパースターとグリッドに並び、偉大なドライバーたちと競争することは絶対的な名誉だ」と、喜びを表わした。

 F4時代からの付き合いであるホンダがF1ラストイヤーであることにも触れ、「ホンダは僕のキャリアにおいて、とても大事な役割を担ってくれた。今季は可能な限り良い結果を出すための努力をすることで、感謝を示したい」と、恩返しを誓っている。
 
 今季のドライバーでは最年少の20歳だが、「年齢はあまり重要ではないと思う。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は17歳でデビューしているし」と。ただ、「2000年代生まれで最初のF1(レギュラー)ドライバーであることは光栄に思う」とも語った。

 そして、F1でのモチベーションとして「他のドライバーを打ち負かしたいだけ。また、日本人ドライバーとして最初のウィナーになりたい」と野望を明かし、「早く学び、早く結果を出すこと」を今季の目標に掲げている。

 この先、いよいよ新型マシンを使ってのテスト走行が行なわれ、3月28日からのバーレーンGPでシーズンが幕を開ける。アルファタウリの新型マシンの性能はいかなるものとなるか。そして、それを駆る実力派フランス人ドライバー、そして日本のスーパールーキーのパフォーマンスにも期待が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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